- 締切済み
ウェルナーの発達の原理
大学の心理学のテストの設問の一つに{ウェルナーの発達の原理について述べよ」という設問が出る予定です。 ちょうどこの回に講義に出席できなかったので、どなたかご教授ください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- vzb04330
- ベストアンサー率74% (577/778)
回答No.1
本来は、教科書などできちんと確認していただきたいと思いますが、ポイントだけをお示ししておきます。 ウェルナーは、比較心理学の視点を取り入れた発達研究を進め、さらに、人間の個体発生の他にも、精神病理発生、未開から文明への民族発生、動物の系統発生をも視野に入れて検討した結果、人間など、有機体は、一般に、未分化な状態から分化、統合された状態に進むという「定向進化の原理」を唱えています。 これがまず第1点です。 つまり、発達とは、未分化な状態が、分化して、さらにそうした分化したものが、統合に進むプロセスであると捉えたということです。 また、有機体を構成する各部分器官や、活動は、全体的な機能や活動の全体的文脈のなかで意味をもつと考え、心理的諸機能を有機体全体のなかで捉えなおすことが必要であるという、「有機 = 全体論」をも展開しています。 これが第2のポイントです。
お礼
迅速なご回答ありがとうございました。とても分かりやすかったです。 教科書自体にウェルナーの名前が載っていなかったのでどのページを参照してよいものかということすら分かりませんでしたが、ページも特定できました。