はじめまして、私も大人の発達障害と診断されたものです。
私の場合は自閉スペクトラム指数は35くらいだったと思います。かなり前に口頭で伝えられたので正確なところは覚えていません。
あなたの境界域の数字がよくわかりませんが、境界領域知能(IQ)の定義は70~85の間だったと思います。私の場合はWAIS-IIIで知覚統合が108で、処理速度が84なので能力の偏りがかなりあります。その上、処理速度に関しては境界領域に入っています。
ここからが本題です。あなたは大人の発達障害の診断を気にされているようです。大変ショックを受けていると思います。心中お察しします。私も本当に混乱しました。
ただ、私の担当医が言うには重要なのはそこではないそうです。自分自身の能力が社会生活にどのように影響するのかが重要なのだそうです。そもそも本人が実生活に支障があると訴えないと発達障害の診断自体が下りないと教えてもらいました。
他の方からの回答で職務に支障があると伺いました。知能障害ではなく、発達障害なのでできることとできないことに差があると思います。そのできない部分に関してはサポートを受けられた方が良いかもしれません。
テストの際に受診した心療内科でも良いです。そこに不信感を持っているのならば、他のところでも良いです。私は特に臨床心理士によるカウンセリングをお勧めします。自閉スペクトラムが高い場合、他人の意図がわからずに、また、自分をうまく客観視できない事例もあると思います。その場合にある程度信頼の置けるカウンセラーとその状況を振り返ることで、対応のパターン化ができます。
そして、通院して半年して、まだ、仕事に支障があり、AQ、IQ、家族への聞き取りなどで診断が確定した場合は精神障害者手帳の3級を申請して、行政のサポートを受けることもできます。
結果が信じられないのならば、テストを受け直すことも良いかもしれません。ただ、その結果について、専門家に説明を受け、現在、支障が出ている事例を相談しましょう。自閉傾向のある発達障害の場合はそれが苦手なのですが、そうしないと状況が進まないのです。
ただ、苦手意識についてですが。自閉の傾向がある場合はコミュニケーションの取り方が他の人からみて、かなり独特に感じるらしく、担当医に対しても伝えたいことがうまく伝わらないこともあります。それが担当医やあなたに悪気があるわけではありません。
私自身、診断が下って少し冷静になって、コミュニケーションの実際の事例について第三者に客観的に、かつ、自分自身で相手の理解を確かめるなどをしてコミュニケーションの質を確かめてみました。するとびっくりするくらい何も伝わっていないのです。そういう体質なのだから仕方がありません。
私の場合、20代前半で心療内科に行って知能テストを受けて、能力の偏りが指摘されましたが適応障害の診断でそのまま、何年も精神安定剤を飲み続けました。その後、30代前半で仕事でトラブルになり違う病院に相談に行ったら、発達障害の診断書が出ました。
あなたの年代がわかりませんが、あなたがお若いのならば(難しいかもしれませんが、)早めにわかってラッキー程度に思いませんか?お年を召しているのならば今までのやり方に少し客観的な視点を入れる機会ができたというように考えてみませんか?
P.S. 発達障害が40年前になかったのは当たり前のことです。発達障害の診断基準の一つに社会生活に支障があることがあります。
40年前なら個人用のパソコンもなく、連絡はメールでなく手紙で、遠くの人との会議はテレビ電話ではなく電車で出張で、計算はExcelではなく電卓です。支障が出ようがないです。時代によって、生活する人が不便に感じることは変わります。昔の基準を現代に当てはめても仕方がありません。
長々と書いてしまいましたが、何かの参考になれば嬉しいです。
お礼
お礼おそくなってしまいすみません。 職で支障があり、センターには行きましたが訓練する程ではないと言われてしまいました。 納得出来なかったら、再度検査受けに行ってこようと思います。