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アンモニアから硝酸ができる反応式

アンモニアから硝酸ができる反応式 4NH3+5O2⇒4NO+6H2O 2NO+O2⇒2NO2 3NO2+H2O⇒2HNO3+NO を一つの化学反応式にまとめて表わしなさい という問題の解答をどなたかお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • gohtraw
  • ベストアンサー率54% (1630/2965)
回答No.1

NOとNO2が左右で同じ係数になるように三つの式を加えていけばいいのです。二式目と三式目のNO2の係数を比較するとそれぞれ2と3なので、二式目を3倍、三式目を2倍します。すると二式目のNOが6個、三式目が2個となって右辺に4個NOが不足するので一式目を加えます。並べて書くと 4NH3+5O2⇒4NO+6H2O ・・・一式目 6NO+3O2⇒6NO2      ・・・二式目の3倍 6NO2+2H2O⇒4HNO3+2NO ・・・三式目の2倍 となり、全て加えると 4NH3+8O2→4HNO3+4H2O となります。

mikiy0129
質問者

お礼

とても分かりやすかったです。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.3

#2です。 1つ補足します。 「1つの化学反応式にまとめて表しなさい」というだけの問題であれば答えはきまりません。 「材料となっているNH3を「すべて」HNO3に変えることができたとした時の反応式をこれら3つの式を使って求めなさい」だと答えが決まります。 理由は#2に書きました。 12NH3+21O2⇒8HNO3+4NO+14H2O この式は3つ目の反応で生じたNOを回収しないで放出したとした時の式です。

mikiy0129
質問者

お礼

お忙しい中 本当に詳しくありがとうございました。

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.2

どこが分からなかったかを書いて下さい。 3つの反応式があります。 共通な物質がたくさん出てきます。 「1つの化学反応式にまとめて表しなさい」というだけでは決まりません。 3つを式を組み合わせれば色んな式が出てきます。 1番目の式と3番目の式を使えば、どの式にも左辺にNH3,右辺にHNO3が出てきます。 数学的にはどの式でも答えです。 ここでいう「1つの化学反応式にまとめる」というのは 「最初の反応でできたNを含む化合物を2つ目の反応の出発物質として使う、 2つ目の反応でできたNを含む化合物を3つ目の反応の反応物質として使う ということが完全にできたとしたら 最初のNH3と最後のHNO3の関係はどのようになっているだろうか」 という事を知るためのものです。 これは「材料となっているNH3をすべてHNO3に変えることができたとするとNH3とHNO3の関係はどのようになっているだろうか」と考えることと同じです。 NH3,HNO3以外のNを含む化合物を消去するという数学的な操作はこのような目的を踏まえて初めて出てくるものです。  最終結果が求まればいいというだけであれば aNH3+bO2→cHNO3+dH2O  (1) で係数a,b,c,dを求めるということと同じです。 3つの式の中にでてくるNを含んでいない化合物はO2とH2Oだけしかありません。 ((a,b,c,d)=(1,2,1,1)であることはすぐに出てきます。) この3つの式は ・NH3からHNO3を一つの反応で作ることはできない、 ・反応条件を変えて(別の反応装置で)段階的に反応させることで可能になる。 という事を示しているものです。 式(1)はそれ自体では意味を持ちません。 実現可能な反応であるという裏付けが3つの式です。 ※こういうことからいうと「1つにまとめた反応式を求めよ」というだけの問題はほとんど意味を持たないものだということが分かります。何らかの意味で個別の反応式で表されている内容に関係する問が一緒になければいけないはずです。そうでなければ「式(1)の係数を求めよ」という問と変わらないからです。 化学が分かっていればいきなり式(1)を考えるでしょう。分かっていない生徒だけが3つの反応式を組み合わせてやろうとして沈没するという事になります。 マークの問題であれば#1にある4、8、4、4を書くと全部アウトでしょう。 式を組み合わせてやるとこういうところで間違ってしまいます。苦労してやった結果が穴にはまるのです。 ※装置としては3つ目の式で出てきているNOを回収して2つ目の反応の材料に回すというプロセスも必要になってきます。このNOを回収するか、しないかで収率は変わってきます。これを問う問題も時々見ます。

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