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楕円銀河
星ができるとき分子ガスのちょっとした角運動量のむらのせいである決まった方向に回転しだし降着円盤を作るということでしたが、楕円銀河や渦巻き銀河のバルジはなぜ渦を巻かないのですか?角運動量のむらによりある決まった方向の回転だけになってもよさそうに思えるのですが。。。
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noname#185706
回答No.1
銀河の素のガス雲が重力で収縮して、いったん円盤状になった後で大半の星が誕生する場合には、円盤状の銀河ができるでしょう。この場合、いろいろな方向の角運動量をもっていたガスは互いの衝突により、角運動量の方向をそろえていったものと思われます。 これに対して、ガス雲の収縮の途中、つまりガス雲が円盤状になる前の、まだ比較的丸い形状の段階で大半の星が形成されれば、それらの星々は楕円銀河やバルジのような形に分布するものと思われます。ガスが星になると、星同士の衝突はあまり起こりませんから、星々の角運動量の方向を揃える過程はあまり進まないでしょう。 あるいは、円盤銀河同士が衝突・合体する場合に、衝突相手の重力の作用でそれぞれの円盤内の星々がいろいろな方向に散乱されて円盤構造が崩れ、楕円状の銀河になるという可能性もあるようです。この場合、散乱の方向がいろいろであれば、星々の角運動量の方向もさまざまになるのではないでしょうか。
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noname#185706
回答No.2
「お礼」に対して おっしゃるとおりだと思います。ただ、楕円銀河の星々の角運動量の和は一般には零ではなく、銀河全体としては回転しているようです。 #楕円銀河の中心に必ずブラックホールがあるかどうかについては、まだはっきりわかっていないと思います。
質問者
お礼
そうなんですね。 返答ありがとうございます。
お礼
では、楕円銀河の中の星たちは一応は中心(巨大ブラックホール)の周りをまわっているが、それぞれの星の回転方向、回転半径がばらばらなので、円盤上にはならず、そのような楕円銀河のように見えるということでしょうか?