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球状星団について
なぜ円盤を持った球状星団(のような星の集まり、つまり同じような規模で銀河の周りをまわってる星の集まり)はないのですか? 言い換えると、どういう条件で、ガスが円盤をつくる前に星を作り球状に広がる星の集まりになるか、ガスが円盤を作ってから星を作り円盤を持った星の集まりになるか、の違いが出てくるのでしょうか? たとえば、渦巻き銀河はバルジ部分をディスク部分を持ちますが、何が原因でそれらの境界ができているのですか?
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質問は、円盤をもった球状星団ということでしょうか? おそらく規模の問題で、生い立ちの際にその空間にガスが多く、より重力が強ければいっそ銀河になったのかなと思います。 銀河もたくさんあるので、楕円状、球状の物も存在しますし。 ”ハッブルウルトラディープフィールド”で検索すると、興味深い画像が出てきます。 球状星団にはタイプがあり、おそらくは宇宙初期に出来たであろう金属が少ないものと、より世代を経て出来たであろう金属が多いものがあるようです。 年老いた星(星の規模によって経過年数は変わりますが)が多く、金属の多いものでも銀河の他の恒星よりは少ないようで、銀河と生い立ちは別かもしれません。 我々の銀河系にある球状星団は、金属が多いタイプのものはバルジに、少ないタイプのものはバルジの外側に広がるハローにあるようです。 また、バルジにはガスが少なく古い星が多く、ディスクにはガスが多く新しい星が多いようです。 おそらく、ほとんどの銀河の中心には大質量のブラックホールがあり、星以外のガスは星やブラックホールにすっかり取り込まれたか、逆に吹き飛ばされたかなのではないでしょうか。 ブラックホールとはいえ影響する範囲は規模によるので、その範囲が境界といえば境界でしょうか。 と、いうことは、バルジの部分の規模をうーんと小さくして、中心部にブラックホールが無いと、球状星団と同じような感じですかね? 渦巻銀河の成因も諸説ありますが、ガスに対して銀河の回転方向になんらかの圧力波が生じたために、波の通過により星々が誕生するのではないかといわれています。 おそらく、だろうとか、ようだとか、中途半端な回答で申し訳ありません。 宇宙には解らない事が多く、まだまだ新しい発見の多い分野なので、質問者さんのいう星団もあるかもしれませんしね。