特定された
April 23 , 1616 という日付自体は限定用法には、普通なりません。
その日にいくつの出来事が起きようが同じです。
He was born on August 15, 1945, when World War II ended.
このように、1945年8月15日という特定の日付は非制限用法。
日本語で「第二次大戦が終わった1945年8月15日に」と訳しても英語では非制限用法。
限定用法にすると、「いくつもある1945年8月15日のうち、第二次世界大戦が終わった1945年8月15日」となって、「終わってない1945年8月15日」が想定されてしまいます。
こういう意味で具体的な日付は非制限用法。
今回は April 23, 1616 自体は特定の日付でも、
day というのは無限に存在します。
その day を「彼が亡くなった」という意味で限定して
the day となる。
April 23 , 1616 は一つしか存在しないから、限定できない。
day は無限にあるから、when he died で限定できる。
限定した結果、特定の日になる。
このような、もともと限定されているものなのか、関係詞によって限定するのか
この違いを理解しないといけません。
限定用法によって限定されるのは固有名詞のようなもともと特定されたものでなく、
man, boy, friend, pen, book, day, place
のようなどこにでもあるもの、単に人やものの名称を表すに過ぎない語。
Mr. Smith is a teacher.
+
Everyone likes him.
を一つにすると
Mr. Smith whom everyone likes is a teacher.
ではなく、
Mr. Smith is a teacher whom everyone likes.
限定用法の先行詞になるのはもとから一つに限定されている固有名詞でなく、どこにでもある teacher の方です。
お礼
こんなに懇切丁寧に回答してくださってどうも有難うございます。何度も解りやすく説明してくださって感謝にたえません。いつも有難うございます!