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平面上のベクトル問題です
aを1より小さい正の実数、bを正の実数とする。三角形OABにおいて、辺OAを1:aに外分する点をP、辺OBを1:bに内分する点をQとする。辺ABと線分PQの交点をKとし、線分BPと直線OKの交点をLとする。 ※ベクトル省略で表記させていただきます。 (1)OK=【(ア)OA+(イ)OB】/【(ウ)+(エ)】 OL=【(ア)OA+(イ)OB】/【(オ)+(カ)―(キク)】 PK:KQ=S:(1―S) BK:KA=t:(1―t) とおいてみたり、メネラウスの定理を使ったりしてみたのですが、全く分かりません。 ヒントもしくは解説をお願いします!
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- zhongguo1956
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考え方は次のようではどうでしょう?(決してエレガントではありませんが) OP を a と OA で表わし、OQ を b と OB で表わす。‥‥‥(1) OK はPQを m:1-m に内分する点だと考えると、(1)を使ってOKが a、b、m、OA、OB で表わされます。 便宜上これを OK = αOA + βOB とします。(α、βはa、b、mで表わされる式)‥‥‥(2) 同様に、OKがABを n:1-n に内分する点だと考えると、OK = (1-n)OA + nOB ‥‥‥(3) (2)と(3)からベクトルOA、OB は一直線上にないので(つまり一次独立なベクトル)、(2)(3)から α=1-n 、 β=n これから m 、n についての連立方程式を解けばよいと思います。 OLの方も同様にして出来ます。LはPBを p:1-p (0<p<1)に内分する点と考え、また OL = qOK ( 1<q )と置けて、 前半と同様にして、p、q が求められると思いますが‥‥‥ 要は大概の問題は、このベクトルの1次独立性を使えば出来るようになっています。
- naniwacchi
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こんばんわ。 「ベクトルの問題」ということですので、ベクトルで考えましょう。 そのためには「基準」となる「点」および「2つのベクトル」を決めないといけません。 問題の流れから、点Oを位置ベクトルの原点(基準点)、↑OAと↑OBを 2つのベクトルとします。 まずは、↑OPと↑OQを↑OA、↑OBを用いて表しましょう。(変数 aと bも使います。) ↑OKや↑OLも↑OA、↑OBで表すことになりますが、そのために必要な考え方は 2つあります。 【1】直線上に点が存在することをベクトルで表す。 たとえば、点Kは辺AB上にあります。少し言い換えると、 点Oから点Kまで歩いていくのに、一度点Aを経由すると考える。 すると、点O→点A→点Kという道のりになる。 ↑AKは↑ABの何倍かになるので、それを s倍とおくと ↑OK =↑OA+↑AK =↑OA+ s↑AB =↑OA+ s(↑AO+↑OB) =(1-s)↑OA+ s↑OB と表すことができる。(これって、内分の公式の導出になっていますね。) 【2】1次独立の性質を使う。 ↑OAと↑OBは、ともに↑0ではなく、平行でもないので α↑OA+ β↑OB= p↑OA+ q↑OBならば、α= pかつ β= qである。 ということが言えます。 単純にいえば「係数比較ができる」ということです。 点Kであれば、直線AB上にも、直線PQ上にもあります。 点Lは、直線PB上にも、直線OK上にもあります。 2とおりの表し方ができれば、「係数比較」ができるようになりますね。 問題自体は基本レベルなので、しっかり自分で考えてみてください。