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差動増幅器について教えてください。

差動増幅器について教えてください。 差動増幅器についてなのですが、どうして差動対の下にテール電流源が付加されているのでしょうか? 回路設計の教科書を読んでも、その意味について言及されていません。 なくてもじゅうぶんに差動対は機能すると思うのですが・・・ どなたか教えてください。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • xpopo
  • ベストアンサー率77% (295/379)
回答No.2

 テール電流源?耳慣れない表現ですが、多分差動トランジスタ対の共通エミッタに 接続される電流源のことだと思いますのでその必要な理由を説明します。  2つの入力電圧がコモンモード(差の電圧は一定で変化しない入力モード(2つの入力 が同相で変化する信号の場合))の場合、電流源が抵抗の場合は差動トランジスタ対 の共通エミッタ電圧が入力のコモンモードの電圧で変化すると、共通エミッタに流れる 電流も変化してしまい、入力電圧の差分はゼロなのに出力に入力のコモンモード成分 としての信号が現れてしまいます。  一方、電流源の場合は、差動トランジスタ対の共通エミッタ電圧が変動しても共通エミッタ 電流は変化しません(理想電流源の場合)。結果として、出力には入力のコモンモード成分 の信号は現れません。 以上より、電流源を使う目的はコモンモード入力電圧を増幅しないようにすることです。

witches
質問者

お礼

ありがとうございます。 >テール電流源 エミッタ(ソース)を共通化して、その下に接続する電流源であっています。 電流源を取り除いてしまう、出力にコモンモード成分が現れてしまうのですね。

回答No.1

Tr1に流れるエミッタ電流をIE1,TR2に流れるエミッタ電流をIE2とします。 作動アンプではIE1=IE2ですから合計のエミッタ電流はその2倍となります。 つまり作動アンプを安定して動作させるには、2IEを供給する必要があるのです。 定電流回路はそのために必要なのです。

witches
質問者

お礼

ありがとうございます。 >つまり作動アンプを安定して動作させるには トランジスタのばらつきによって変動する電流を、 ある程度補正できると考えてよいのでしょうか?

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