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差動増幅回路のCMRR
差動増幅回路でコレクタ抵抗を2.2kΩとして、エミッタ抵抗を2.2kΩ、5.1kΩ、10kΩ、22kΩ、定電流源と変えてCMRRの周波数特性を求めています。 22kΩと定電流源の以外の場合は大体一定の利得が測定できたのですが、22kΩと定電流源のときの高周波域で同相利得が増加してしまうのですが、他のと同様に一定の利得として測定できるのが正しいのでしょうか?増加してしまう原因として考えられるのはどういったことですか? 定電流源のときには70kHzあたりから波形がとして現れてきます。
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AAIOI62さん、再度今晩は。 参考URLの実験をされていて、Reを大きくするとCMRRが大きくなるはずという実験をされているのですね。 見解は変わりません。 信号ラインを物理的に離すか、シールド対策する。 エミッタ抵抗にパスコン追加。 位相補償。 トランジスタペアの熱結合や再選定。 「ノイズとしてしまうには無理」 ノイズには理由があります。何のノイズだと思いますか? この帯域で発生するノイズはそう多くないですね。 同相利得は一定周波数(サイン波)のスイープで入力してるのでしょう? その信号が何らかの(前回)理由で、通過しているのでしょう? 1~4は試されましたか?
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- esezou
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AAIOI62さん、こんにちは。 同相利得の増加原因はいくつか考えられます。 1.クロストーク:抵抗値を増加させた(含定電流)ことにより、見かけの入力インピーダンスが上昇しているので信号相互のクロストークが増えた。 2.電源からの回り込み:上記理由で、電源経由のクロストークが増えた。 3.電流減少による位相遅れ抵抗値を増加させたため高周波ゲインがアンバランスに減少した。 4.電流減少により使用トランジスタの特性バランスが悪化。 原因切り分けと対策: 1の場合、信号ラインを物理的に離すか、シールド対策する。 2の場合、電源、エミッタ抵抗にパスコン追加。 3の場合、定電流源の電流を変化させ固定抵抗の場合と比較。対策は位相補償。 4の場合、トランジスタペアの熱結合や再選定。 回路図等が出ればもう少し具体的に判るのですが。
お礼
回答ありがとうございます。 回路図はhttp://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/15/Difference_amplifier.pngのものに直流電源の+側、-側ともに0.1μFと10μFのパスコンを入れて測定をしました。 50kHzあたりから増加になってくるのですが、ノイズとしてしまうには無理があるのでしょうか?
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。お礼が遅くなりすいませんでした。 パスコンを入れることである程度の改善ができました。