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「着く」と「行く/来る」の使い方の違いは?

「着く」と「行く/来る」の使い方の違いは? 1.8時前に会社に着いて掃除をします。 2.8時前に会社に行って掃除をします。 この2つの文だと、2のほうが日本語として自然な気がします。 3.電車は8時2分につきます。→○ 4.電車は8時2分に来ます。→多分○? 「着く」の用途は「行く/来る」より狭い気がしますが、どう違うのかはっきりしません。 「着く」のみが使える例もあるのでしょうか。 「着く」の使い方を教えてください。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hakobulu
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回答No.4

#2です。 >ひとつ「着く」では明らかにおかしい表現を見つけました。 「春が来る」○ 「春が着く」× : 「着く」の対象が「点」ではないだろうか、という推測にも関連するのですが、 「春が到達する場所」を限定的に想定することが、季節というものの性質上そぐわないために、「到達点」という意図を強調する作用を持つ「着く」は不自然な印象を与える、ということなのかもしれません。 目的地点を明確にしづらいものに関しては、「着く」という表現は不適、ということではないでしょうか。 「電車が来る」は、 電車がこちらの方に向かって来る、というニュアンスでしょうが、 「電車が着く」は、 電車が此処(という地点)に到達する、というニュアンス。 どちらも同じような意味に聞こえますが、実は、後者は、前者よりも『「目的地点」を明確にしようとする意図』の強い表現なのでしょう。 他の例では、 「彼女は何時に来る?」よりも、 「彼女は何時に着く?」のほうが、「此処(この地点)に!」という(目的地点を明確にしようという)意図が強い表現、ということが言えるように思います。 これも単なる感覚にすぎませんが。   

allll
質問者

補足

>『「目的地点」を明確にしようとする意図』の強い表現 なるほど。 明確にすることが無理なとき、あるいはその必要がないときは「着く」を使うと不自然になるのかも知れませんね。 大変ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.3

1も2も使われると思います。 1の場合は時間的により正確を期するとおもいます。  8時前には必ず会社に着いて掃除をしなければならない。 2は朝の仕事ののスケジュールをいう時などにつかえます。  8時前に会社に行って掃除をします。それからパソコンに電源を入れ、  事務用品の補充をします。 着くという言葉はたいてい時刻とセットで使われ乗り物の発着時 到着の意味で使われます。 又は荷物を送る。送った荷物が届く。荷物が着く。 車が渋滞していて予定が狂った。30分ぐらい遅れて着くだろう。 着くという動作は行く、来るという動作の終わった時点を表します。

allll
質問者

補足

ありがとうござます。 そういえば、荷物は着く、ですが、手紙は届く、か、来る。ですよね・・・。なぜなのでしょう・・・・。

  • hakobulu
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回答No.2

>「着く」の用途は「行く/来る」より狭い気がしますが、どう違うのかはっきりしません。 :たぶん、「着く」の対象は点ですし、「行く」は行程上すべての点、つまり「線」に対応した表現だからでしょう。 > 1.8時前に会社に着いて掃除をします。 2.8時前に会社に行って掃除をします。 この2つの文だと、2のほうが日本語として自然な気がします。 : これは、単に、2のような状況を経験する場合が多い、ということではないか、と思います。 最初に述べたように、線なので、該当するシチュエーションが多いのでしょう。 「1.8時前に会社に着いて掃除をします」の表現が適切なシチュエーションというのもあると思います。 2よりは、「会社」という「点」が強調された表現でしょう。 結果として、「点」を境にして、「8時前に会社に着くこと」と「掃除をすること」が殆んど同等の価値を持っている表現と思います。 これに対して、 「2.8時前に会社に行って掃除をします」は、「行く」が「線」として作用しており、「8時前に会社に行き、その行くという動作の延長線上で、掃除という作業をします」というニュアンス。 つまり、あくまで「掃除をする」ということがこの文の本意。 1が、「会社に着く」と「掃除をする」が同じ力関係であるのに対し、 2は、「会社に着く」よりも「掃除をする」に力点が置かれた表現のような気がします。 > 3.電車は8時2分につきます。→○ 4.電車は8時2分に来ます。→多分○? : 3は、「ここ」という「点」に力点が置かれた表現。 「電車はある地点(=ここ)に着く」というニュアンス。 4は、「他の場所から出発して、その行程の結果として、ここにやって来ます」というニュアンス。 電車の進行過程が、「線」として想定された表現。      あくまで個人的な感覚にすぎませんが、このように思います。  

allll
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 >「点」が強調された表現 >「8時前に会社に着くこと」と「掃除をすること」が殆んど同等の価値を持っている なるほど、と思いました。 ひとつ「着く」では明らかにおかしい表現を見つけました。 「春が来る」○ 「春が着く」× このことについてhakobulu様はどう思われますか。 「着く」の使用のルールみたいなものはないかな、と模索しております。 よろしくお願いいたします。

  • sak_sak
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回答No.1

映像でたとえるならば 「着く」は電車がホームに入る瞬間の映像ですが 「行く/来る」は電車が駅と駅の間を走っている映像です。 1は会社に着く時刻が8時より前です。 しかし、2はほとんどの場合1と同じ意味として解釈されますが この他に「8時前に家を出発する」という意味に解釈することも可能です。 従って、2には意味の曖昧さが生じてしまいます。 3は 話者が電車に乗っていて「目的地の駅に、8時2分に着く」でも、 駅で待っていて「これから電車に乗る駅に、8時2分に着く」でも意味が通ります。 4は、後者のみの意味になると思います。

allll
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 >話者が電車に乗っていて「目的地の駅に、8時2分に着く」 なるほど。面白いご意見をありがとうございます。 「行く/来る」には話者の視点が入るから、ここで「来る」は、他者に対して使うことしかできないのでしょうね。 ところで「春が来る」は言っても、「春が着く」とは言わないのはなぜでしょう。 もっと何か、「着く」にはあるような気がします。よろしかったらお考えを聞かせて下さい。 よろしくお願いします。

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