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頭がまっしろ、覚えているはずの手も動かないほどの緊張?についてのアドバ
- ピアノを弾く際に突然頭が真っ白になり、楽譜が理解できなくなる緊張についてアドバイスを求めています。
- 練習していた曲でも人前で演奏すると何も思い出せず、弾けなくなる緊張に困っています。
- 緊張のせいで頭が全く働かなくなり、対処方法や助言を求めています。
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こんにちは。 以前何度か同じようなご質問に回答させて頂いたことがありましたが 私もある時期弾く瞬間まで全く緊張していないのに 弾いた瞬間から恐怖感を伴った緊張感に襲われる状態がしばらく続いたことがありました。 その時克服した私なりの考えを書かせて頂きますが これは人それぞれだと思いますので 質問者さまの状態と一致するかどうか… ☆緊張について。 私は緊張は当たり前の現象だと理解し 練習の段階から緊張に負けない強い意思を持つことを 自分の意識に植え込みました。 私は想像力だけは?豊かなので 一人の練習の時でも常に人前で演奏しているように想像し『一人なんちゃって演奏会?』で 練習でも本番に近い緊張感を持つ癖をつけました。 ☆『音』に対するこれ以上ない集中力 普段の練習の時に耳が怠けていることに気付き バッハを集中して練習し多声を徹底して聴き分ける訓練をしたり ほんの少しの音色の変化にも敏感になるように神経を緩めることのない集中力をつけるように努力しました。 ☆人前での演奏中の緊張に対して。 重心を下半身に置きどっしりと構えるように。 指も緊張に負けて緩めることのないように。 それでも緊張が取れない時は いつもよりほんの少し深く打鍵。 楽曲と向き合うことに集中。 このようなことに意識を集中させていたら 自然と緊張が心地よいものとなり 極度の緊張というのはなくなりましたね。 ただ 私は音が判らなくなるということは経験がなく 緊張のために思ったような演奏ができないという状態でしたので 質問者さまと少し状況が違うとは思いますが。 私が生徒に日頃耳にタコができるほどうるさく指導することは『指の感覚だけで覚えるな。音で覚えなさい』です。 なので 生徒が泣きそうになっても音を口に出して言いながら弾かせます。 それから和声進行はしつこく説明して ベースの流れもよく聴けるように。 小さい頃から調と和声 転調(部分転調も含め)など 趣味でピアノを習う子には ちょっと可哀想かなとも思うのですが 楽典も理解させるようにしています。 もちろん感覚(感性)で身体に覚えこませることも大切ですが ある程度難しい楽曲になると 感覚だけでは追いつかなくなりますからね 発表会の曲は片手ずつ 暗譜させます。 なので 生徒が途中で曲が判らなくなるという経験もまずないですし 音楽的には未成熟でもなんとか無難に弾き通します。 緊張で頭が働かなくなるのは 日頃楽譜を何気なく見ていて『音』に敏感ではないからかもしれません。 どんなに緊張しても 日頃音を本当の意味で理解していれば 脳から指に確実に情報は伝達され 指が動かなくなるとい現象は起きないのではないかな…と 推測で申し訳ないのですが そんな気がします。 まだまだ先は長いので 焦らずご自分に足りない『何か』を探し克服して下さい。 ご参考まで♪
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- tatune33
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体に覚え込ませるのは危険ですよ。 よく車の運転操作を誤って店に突っ込んだというニュースを見ますよね。 車の運転って言ってもブレーキとアクセルの2つだけです。 ニュースを冷静に見ている方としては、なぜそんな簡単なことを間違えるのだと思うのですが、人間ふとした瞬間にたった2つの足の操作がわからなくなるんですよね。 私には小学生の子供がいまして勉強を見ているのですが、ここでも同じ現象が起こっています。 今まで一度も間違えたことのない簡単な問題がふと出来なくなることがあるんですよ。 ゆっくり確実にやろうとすればするほど頭真っ白。 また私は私で、小学生の漢字を教えるために改めてゆっくり書こうとすると急にわからなくなったりします。 音楽にも同じことが言えていまして、体で覚えている=完璧、とは限らないってことなんですよね。 あなたに限らず誰にでも起こりうることです。 私もそれで音大時代に大きな失敗をしました。 それ以降気をつけていたのは、今まで練習中に一度も間違ったことのない個所を重点的に見直す方法です。 それも普段のテンポより遅く演奏して、漠然と通り過ぎていたものをしっかり自分の中で認識をしておく。 常に自分というものを疑っていました。 ここで失敗するかも!じゃあちゃんとやっておこう。 それで失敗は激減しましたよ。舞台を楽しむ余裕すら出ました。 得意な曲ほど、同じ曲ばかりを練習すればするほど頭で考えなくなります。 まずは全部の見直し、そして本番前でも本番曲とは違うものも弾いておくことをお勧めします。
お礼
なるほどと思いました。 得意な曲などは、いかに表現するかを練習の重点にしますので、楽譜の見直し音符の見直しというものをしませんでした。確かにそれでは確実な記憶の定着はできませんね。 参考になりました。ありがとうございました!!
お礼
練習中は、いかに表現するかに徹して弾いているのに、人前だとまず、間違えないように弾かなくてはという気持ちが強く働きます。 片手ずつ暗譜というのも、そういえば幼いころのレッスンではしていました。 それくらい音に敏感になる、楽譜に敏感になると、分からなくなるということが激減するかもしれません。 いかに表現するかと同時に、楽譜に書いてあるものへのある種の執着と言いましょうか、音符の連なりをしっかり頭に入れるそういったことが一つ大事なんだと思いました。 大変参考になりました。ありがとうございました!!