• ベストアンサー

ラフマニノフピアノ協奏曲第2番の冒頭

ラフマニノフのピアノ協奏曲が好きでいろんな演奏者で聞いています。 ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の冒頭で鐘の音のようにピアノが鳴る部分ですが 演奏者によっては、ずれて弾いていますね。 ツィマーマンだとずっと和音ですが グリモーは少しずれている。 アシュケナージは全くアルペジオになっています。 このように人によって少しずつ違うのは楽譜が違うのでしょうか。 それとも本人が弾きやすいように変えている? たとえばアシュケナージは手が小さいからアルペジオにしているという情報もあったのですが本当のところはどうなのですか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ADEMU
  • ベストアンサー率31% (726/2280)
回答No.3

ラフマニノフが病的に手が大きい(マルファン症候群という病気)ため、12度の和音も弾けたので、ああいう作曲になったわけで、手の小さい人にはどうしてもアルペジオになってしまいます。 楽譜にはただ、和音でしか記載されていません(アルペジオの指示なんてない)。 グリモーはおそらくペダルを使って和音を2分割しているものと思います。 いずれも手の小さい人の苦肉の策といえます。

parie7
質問者

お礼

ラフマニノフは単に体が大きいだけではなくて病気だったのですか。 そしてあの和音は12度もあるのですか\(゜o゜;)/ とすると例えば「ド」から1オクターブ上の「ソ」まで、、、、すごいです! 弾けている人は届いているのでしょうね。 某動画サイトでこの曲を弾いている画面を見ましたが そんなに苦労して和音を鳴らしているようには見えなかったのです。 それでこの質問を立てさせていただきました。 ご回答をありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

ラフマニノフの時代に至っては、出版社によって楽譜がそれほど違うとは思いません。家の本棚には4種類の楽譜がありますが皆同じです。 さて、この和音は普通の手のサイズで届く音程ではないと思います。また、この部分は一度に弾くか、バラバラに弾くかはそれほど問題では無いと考えてよろしいと思います。バランス等を考えて「いかにピアノを響かせるか」の方が重要かと思います。 身長も重要な要素だと思います。調べたらすぐわかると思いますが、私の記憶では、 ラフマニノフ: 約192cm アシュケナージ: 約170cm 答えはこの辺にありそうですね。↑ ちなみに私はアシュケナージと同じ身長のピアニストですが、この和音は届きませんし、届かせようとも思いません。上に書いたようにいかにピアノを響かせるかの方が大切だと思いますから「無理に届いたからどうなの?」と考えます。 もっと突っ込んで調べたければアシュケナージさん本人に電話して聞いてみてはいかがでしょうか。

parie7
質問者

お礼

専門の方のご回答をいただけて嬉しいです。 楽譜では和音になっているのですね。 そして普通の手のサイズで届く音程ではないのですね。 それが知りたかったのです。 >この部分は一度に弾くか、バラバラに弾くかはそれほど問題では無いと考えてよろしいと思います。バランス等を考えて「いかにピアノを響かせるか」の方が重要かと思います。 演奏者側と聞き手側では違うんだなあと思いました。 私にはあの部分の音は重要なんです。 あの曲を聴くときはいろいろな情景を頭の中に描いているのですが あれが和音であるかアルペジオであるかで情景が変わってきたり鐘の形も(!)変わってしまうのです。 たぶん私が偏狭な聞き手であるためと思われます。 こんなこと言う人はあまりないのかも(苦笑) とても参考になるご意見をありがとうございました。

  • yum_p
  • ベストアンサー率32% (163/497)
回答No.1

>アシュケナージは手が小さいからアルペジオに… アシュケナージの手がどうだったかは知りませんが、 アルペジオで弾いている方の多くは、手が届かないためだと思われます。 楽譜上は、アルペジオの記号なしの和音で書かれており、「ジャーン」と一度に弾くのが正しいと思われます。 ラフマニノフの自演版って無かったですかね…。あればそれが一番正しいですよね(笑)。 ラフマニノフ自身は、体も手も大変大きい人だったということですので、 そんな和音はお茶の子さいさい(死語)で弾けたのでしょうね。

parie7
質問者

お礼

ご回答をありがとうございます。 楽譜上は和音になっているのですね。それがまず知りたかったのです。 ラフマニノフは大きな人のようで写真でも手が大きい感じです。 ピアニストでかつ、こんなに素敵な曲を作曲できるなんて素晴らしいですね。 何度でも聞きたくなる曲なんです\(^o^)/