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戦争と人殺しについて。
ふと、気になったんですけど戦争中では人を殺してもいいのに、普段の生活内で人を殺してはいけないんですか??くだらない質問ですいません。わかりやすくお願いします。(__)
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こんにちは。 ここはひとつ、クールに、冷徹に考えてみましょう。 現在、どこの国を見ても「人を殺してもいい」というルール=法律を持っている国は ありません。しかしながら、戦争はそのルールを超えたところにあります。 戦争とは武力により、相手にダメージを与え、力でねじ伏せることです。 相手の国土を、建物を、さまざまな施設を道路を破壊し、ダメージを 与えます。そのなかには当然「殺人」も含まれます。すなわち、戦争とは 「殺しあってもやむを得ない」というルールの上に成り立っているわけです。 通常の法治国家のルールを超えた異常事態、といってもいいでしょう。 もちろん、戦争にも捕虜を殺してはいけない、民間人を巻き添えにしない、 などのルールはあります。しかし、そもそも戦争が相手にダメージを与える、という 目的の上に成り立っているわけですから、意味がありません。 たとえば「イラクを叩く」とか、「イラクを攻める」という言い方は きれいに聞こえますが、「イラク人を殺す」ということと同義であることを 私たちはしっかり認識すべきでしょう。 すなわち回答は、戦争はそもそも殺人を回避しない、という 前提に立って行われる、ということです。
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- tyoukaifusuma2
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ボクサーが相手を殴り殺しても殺人罪に問われない のと一緒です。 軍人も敵を殺し力でねじ伏せてこちらの要求を のませるのが仕事ですから、何人殺してもいい のでしょう。
- famalogist
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かつて国王が支配していた時代の、「逆らえば殺す」という理念にのっとった国家制度とは異なり、今日の国家は「国民を生かす(みんなで生きる)」ことが中心になって構成されているものだと考えられるでしょう。今問題の国民年金制度にせよ、健康保険制度にせよ、細かいところではシートベルトの着用義務などもそうです。 従って、国家の制度の内側では、「みんなで生きる」ことに反する、殺人などの行為は当然禁止されます。時代の潮流として死刑制度が廃止されてきているのも、この原則が作用しているからであって、廃止されていない場合も国家が「やむを得ず死刑にする」という姿勢が取られます。 さて、戦争は国家対国家の争いであり、その背景にもやはり上の原則が適用されていると思います。単純に領土の拡張や植民地の獲得を目的とするものではなく、「相手を殺さなければこちらが全滅する」という論理です。つまり現代の戦争に支配的なのは「やらなければやられる」という論理構成であって、その背景にあるのもまた、「みんなで生きる」という姿勢なのだとすれば、殺人と戦争は矛盾しません。要は「国家という制度」の理念のあり方ですね。
- apple-man
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これって、前にテレビで高校生が「何で人を 殺しちゃいけないの?」といった発言をした ことが問題になったとき、その関連の議論 で出てきたと思います。 人殺しに関する考え方にはいろいろあるんですが、 究極のところ、自分が殺されたくないから、 人は人を殺さないという考え方があっている と思います。 1)戦場では敵を殺さないと、自分が 殺されてしまう。 2)そして的を殺すことが戦場では法律上 罪に問われない。 だから、人は戦場では人を殺します。 不道徳的に聞こえるかもしれませんが、 人殺しはいい悪いの問題ではないんですね。 (究極のところ、という意味ですが)
- SCNK
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殺人や暴行致死などは法律で禁止されているわけで、法律という国の命令があるわけです。 戦争は国が命令を下しているのですから、戦闘行為において敵を殺傷するのは合法であって、日本でいえば刑法35条正当行為にあたります。 ただし、あくまでも手段が合法でなければなりません。戦時国際法により違法な戦闘行為がさだめられていて、たとえば降伏した敵を殺害してはならないとか、背信行為は禁止されているとか、こまかい制約はあります。条約締約国は、国際法を遵守する国内法を整備する義務を生じますので、違反すれば罰せられますし、国が違反すれば、それを命じた者も罰せられる可能性があります。可能性というのは、つまり国を裁く強制管轄権が一般的に存在しないので、早い話、勝てば官軍ということですね。 あ、それから人を殺して合法というのはありますよ。たとえば死刑の執行です。 それと緊急避難的にみとめられるというのは、違法性阻却事由の説明であって、正当行為とは違います。したがって刑法36条や37条の正当防衛などでは訴追されますが、正当行為では訴追はされません。 緊急避難的な発想は警察の場合は適用されますね。ただしこれも正当防衛の要件だけを適用するのであって、正当防衛ではありません。このあたりは警察比例の原則とも関係がありますが、軍事行動は警察比例の原則に制約されません。それは目的が司法手続きの一つではなく、敵の殲滅にあるからです。
- Yuckie
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これを説明できる合理的な論理などありません。 要するに力関係の問題です。 個人が殺人をしたらその国の法律で罰することができます。 しかし国家が殺人をしたり、しようとするとき、それを罰する国際法が容認しさえすれば無罪になりますし、その国際法をも牛耳れる国家の場合はしたい放題ということになります。 もちろん、『殺人はいけないこと』という道徳観がどの国の人にもありますから、国家による殺人である戦争は、それを行った国家が必死になって正当化しようとするのです。 まだまだ私たちは野蛮な時代に生きているのですよ。
- bec
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大変難しい質問ですね。 「なぜ人を殺すことがいけないか」 の定義が曖昧だからこそ、まかり通る言い訳なんじゃないでしょうか。 強いて言えば、戦争=戦闘状態での殺人は、自分(や家族etc)の身を守るための 正当防衛が認められる(た)から、結果的に罪に問われることがない。 ただ、やりすぎると(虐殺行為)それが認められなくて、裁かれる。 行為の正当性や、どっちが先に手を出したかは、 勝った方の言い分が通るだけのいい加減な判断ですけど。 戦争と言うと何となくごまかされるけど、 所詮は「殺し合い」に過ぎませんからね。 平気で戦争に参加しようと言ってる方の感覚が理解できません。 こう言う方たちが国を動かしているのに、 命の大切さを教えたって、子供たちがそれを理解できるわけ無いじゃないか。
- neue_reich
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戦争であっても、緊急避難的に止むを得ず殺すというのが 建前だと思います。 目の前に銃を構えた兵士がいたら、攻撃しないと 殺されてしまうと思いますよね。 殺されないために殺す、というのが戦争かと… (国家同士にこれを当てはめたものが戦争ですね) 極端な話、戦場で話し合いをして解決するならば 殺しあう必要はありません。 (そんなことができれば、外交レベルで片付いていますが…) どれだけ考えても「一人殺せば犯罪者だが、100万人殺せば英雄」 というのが現状ですね。
- satopyon
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いくら戦争と言えども、人殺しは良くないことだと思います。 ただ、周りがそういう方向へ向いているので、善悪の区別がつかなくなっているだけではないでしょうか。 戦争は殺るか殺られるかの世界なので、自分が生きるために人(敵)を殺さなくてはいけない、というのもあると思います。 普段の生活内で人を殺す必要がありますか? そうして身内や自分が殺されるかもしれない状態になるとどうですか? 簡単に人が殺されるような世界は私は嫌です。
- puripal
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これは難しいです。 超簡単に説明します。 まず「戦争中では人を殺してもいい」という解釈は間違えではないでしょうか。 戦争だって、みだりに人を殺したりしちゃいけないんじゃないですか? ただ、実際に戦場へ行けば、国を守るなどという意識はなくとも、でもその国にはあなたが守らなくてはならない人が住んでいます。 この国が負ければ、あなたが愛する人にどんな危害が加えられるか分かりません。 「殺人=いけないこと」とい常識が通用しない世界です。 戦争の無い世の中になって欲しいですね。
- kyoromatu
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こんにちは。 NO1の方と同意見です。 ただ殺し方によっては戦争といえども、 罪になる場合があるような気がします。 投降者や捕虜などへの虐待 拷問 虐殺などは 国際法廷で裁判にかけられるのでは? 非戦闘一般民間人も、本来対象外で 殺せば罪になると思います。
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