なぜこの様な事件が起こるのでしょうか?
似たような事件はときどき発生していますが、閲覧者の方々はどのようにお考えになられます?
<運動会練習で骨折 名古屋地裁 過失賠償命令 小6 「学校側 保身のためうそ主張」 >
(12月26日 新聞記事より)
運動会で行う組体操の練習でけがをした上、信頼していた先生にうその説明をされ精神的苦痛を受けたとして、名古屋市の小学校6年男児(当時)が、同市に約190万円の支払いを求めた訴訟の判決が25日名古屋地裁であった。
長谷川恭弘裁判長は学校側の責任を認め、「信用できる存在であるべき学校側が保身のため虚偽の主張をして、児童に精神的な苦痛を与えた」と述べ、同市に慰謝料など計約110万円の支払いを命じた。
判決によると男児は07年9月、同市中村区の市立柳小学校の校庭で、「4段ピラミッド」と呼ばれる組体操の練習中、高さ約2mの最上段から落下。左腕を骨折する重傷を負った。
児童は「下段が不安定で転落した。事実と違う説明をする教頭らに裏切られ非常な苦痛を受けた」と訴え、学校側は「事故は予見できず過失はない。うそは付いていない」と反論した。
判決は学校側が報告書に4段ではなく「3段」と虚偽の記載をしている事や、教頭が男児の「飛び降り」を前提とし別の児童から事故状況の聞き取りを行い、回答を誘導した事を認定。
その上で長谷川裁判長は、「保身のため、学校の責任を軽くするように工作している。教諭の証言は信用できず男児はバランスを崩し落下した。指導が不十分。」と学校側の責任を認めた。
安藤伸二・柳小教頭の話 「考え得る限りの指導、対策をしている。児童に精神的苦痛を与えたという判決は残念」
…この判決は被告が勝ち目はないと判断し控訴せず確定しました。この児童のバランス感覚が鈍いかどうかは、また別問題でしょう。
ちょっとした学校での怪我をすぐ問題にする親は困りますが、自分はこの事件のような隠ぺい工作こそ本当に裁判所で争うべきだと思います。
なぜなら裁判で敗訴しない限り、このずるい教頭たちは態度を改めようとしないからです。
大多数の先生は真面目に責任を持って勤務に励んでおられます。
しかしこの教頭のような教員がいることで、誠意を持って仕事をしている他の先生方も不審の目で見られる事が自分はとても残念です。
ところで閲覧者の方々は、どうして教頭先生たちがうそを付いたり、裁判所に虚偽の書類を出したり、責任を軽くするための工作を行ったりしたのだと思われますか?
・教師として児童の見本になる事より、自分の保身が大切だった。
・教育委員会がうそを付くように命令した。
・一度うそを言ってしまったので、「毒食わば皿まで」という心理状態になった。
・もともと人格的に問題のある人物だった。
・他の学校でもイジメで自殺した生徒の責任逃れや学校事故の隠ぺいが横行しているので、真似をしてしまった。
・うそを付けば裁判で勝てると思った・・・この種のたいていの裁判は、訴えた親と子供が負けています。
閲覧者の方々はどのようにお考えになりますか?
事件を誤魔化そうとしないで正直に謝れば、お金も時間も掛かる裁判沙汰にならなかったでしょう。
その証拠に請求額も約190万円と少ないです。
原告の児童や親のショックは非常に大きく、一生消えないのではないでしょうか?
<参考>
「きょういくブログ」
http://edugarden.blog50.fc2.com/blog-entry-1693. …
より引用
【学校側の隠蔽工作は、ひどいとしかいいようがありません。
事実に反して「児童が想定外の行動をとった」かのように言い立てた学校側の主張は、児童を「嘘つき」呼ばわりして中傷をおこなった悪質行為です。
嘘つきはどっちだったのでしょうか。
学校関係の事件・事故では学校側の責任逃れ、生徒・保護者・支援者などを嘘つき呼ばわりする事例が絶えません。】
お礼
これです! ありがとうございました。