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次の大戦初期の英国軍の文の単語についておしえてください。
次の大戦初期の英国軍の文の単語についておしえてください。 次の文で「大戦初期の英国空軍のように7.7ミリ機銃を主翼に多数装備することを《日本が》試さなかった理由は、おそらく主翼内の複数の機銃をコクピット内から遠隔操作で「抽弾」や「再装」させる面倒なメカを開発している余裕がなかったからだと思われる。」 という文の中で出てくる「抽弾(ちゅうだん)」という単語について教えてください。色々な辞書をしらべたのですが、どのような書物に当たったらいいのかいまだはっきりと分らないので未だに分りません。昔の軍隊用語に詳しい方で知っている方いましたらぜひ教えてください。お願いします。
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「抽」という字は、「引き出す」とか「抜き出す」という意味です。「抽弾(ちゅうだん)」とは、機関銃のメカの内部から弾丸を抜き出して捨てることを言います。 なぜそのような事が必要になるかといえば、機関銃というのは弾丸を発射する反動を利用して次の弾丸を装填することで連続発射をさせているので、途中で一発でも不発弾が発生すると、そこで停止してしまいます。 対処法としては、その不発弾に何度か撃発を試してみて、それでもだめならその不発弾は抜き出して捨て、次の弾丸を装填してやらなくてはなりません。これが「抽弾」と「再装」ですが、兵隊が手に持って直接操作する機関銃なら簡単に出来ても、飛行機の操縦席から遠隔操作で行うとなると、メカが複雑になります。 と、いうわけで、No.1さんが書かれている「エキストラクト(extract)」がほぼ正解です。 それにしても、私は古い世代の人間だと思っていますし、戦記物の本や軍事関係の書物も普通の人よりは多く読んできたつもりですが、この熟語は初めて目にしました。めったに使われる事はないと思います。試みにインターネットで検索してみると、スナイドル銃に関する記述に出てくる程度ですから、ずいぶんと古い(明治期か?)用語のように思います。
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- KITAIKKI
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「抽弾」という単語ですが、どのような資料で目にされたのかはわかりませんが、おそらく大戦当時の古い資料からそのまま写してきたのではないかと思います。 「抽弾」、つまり弾丸を発射した後の薬莢を排出する動作ですが、これは英語で言えば、「エキストラクター」と「エジェクター」の複合的な動き(エジェクター自体は動きませんが)によって行われるものです。 現在では「抽弾」という単語は一般では使用することは少なく(まだ陸上自衛隊で使われているかもしれませんが)、強いていうならば「排莢」という単語が当てはまるのかもしれません。 これでしたらまだ現役の単語ですので、ネットでもいろいろと探せるかもしれません。
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回答ありがとうございました。大変古い資料の言葉のようですね。私の読んでいた書物も丁度1800年代の書物でしたからきっとそのような単語が使用されていたと思います。「排莢」という単語は初めて目にしました。早速詳しく調べてみようとおもいます。大変貴重な回答ありがとうございました。助かりました。
http://www.warbirds.jp/ansqn/ ここで聞いてみる? 結構厳しい方が多いですが。 抽弾 エキストラクト かな。 再装(填) リロード かな。 共にスペルは知らないけれど。
お礼
回答ありがとうございました。早速サイト拝見させていただきましたが、どうしても質問の仕方がわからなかったので駄目でしたが、抽弾はエキストラクトという単語だとわかったので早速探してみようと思います。貴重な回答本当にありがとうございました。大変助かりました。
お礼
回答ありがとうございました。ここまで詳しく書いてくださって本当に助かりました。あれから、色々調べてみたのですが、どうしても分りませんでしたが、ずいぶん古い単語のようですね。それにも関わらず地道に説明してくださって本当にありがとうございました。大変分りやすく理解させていただきました。貴重な回答本当にありがとうございました。