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sin2xの微分
sin2xの微分 (1) x^5を微分すると4x^4 (2) (x^2+1)^3を微分すると6x(x^2+1)^2となるのはわかるんです。 (2)の場合先生曰く、中の微分をするのでx^2+1を微分して掛けるらしいのです。 しかしsin2xの場合なんで中の微分とやらをしなくてはいけないのかがわかりません。 (2)の場合はカッコの中にxがあるので中の微分をするのですよね?
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こんにちは。 ルールではなく、もとの取り決めに従って理解すると、わかります。 ちなみに(1)y = x5 を微分すると 5倍のx4 です。 このようなxの何乗の微分は理解されているものとします。 (2)もsin2x も同じことなのですが、このままではややこしいので 置き換えているのです。 (2)は(2x+1)をzと置き換えると、z3(Zの3乗)の形になりますね。 sin2x も、知っているのは sinX の微分をすると cosX ということですね。 そこで 2x を Z とおくと 知っている sinZ という形になります。 数学は、難しい問題は、知っているほうに、やさしいほうにと考えるのが、解き方です。 で、それからどうなるかですが、ここからが微分というものの大元を理解している必要があるのですね。 微分は、変化を計算する学問です。で、 y’(y-ダッシュ)つまり微分というのは、yの変化に対するxの変化を考えるのですが、 ややこしい説明は、本で理解することにして、次を理解してください。 yをxで微分することとは yの変化/xの変化 (yの変化 割る xの変化) つまりは変化の割合を考えることです。 で、xの式をzで置き換えた微分は、(2)Z3でも sinZ でも簡単に見つかりますね。 つまり (2)は、3かけるZの2乗であり、sinZ は COSZ です。 ところが、これだと yの変化/zの変化です。求めるのは、yの変化/xの変化 ですから yの変化/zの変化 に zの変化/xの変化 をかける必要があります。なぜなら yの変化/xの変化 = yの変化/zの変化 かける zの変化/xの変化 でしょう。 で、zの変化/xの変化 ってなんでしょう。 そうZをXで微分することです。 そこで (2)では z=2x+1 とおいていますから、これの微分をすると 2 sin2X では Z=2X とおいていますから これを微分したもの 2 をそれぞれ Z3を微分した、3かけるZの2乗、に2をかける sinZ を微分したは COSZ に 2をかける となるのです。 この例では両方偶然に2になっていますが、かけるのは、もちろんそれぞれの問題で、 Z に置き換えた式の微分 ですよ。 そして答えるときには、置き換えたZを元のXの式に戻します。 だから、 (2)の答えは、3かけるZの2乗、に2をかける で 3(2x+1)の2乗かける2 で 6(2x+1)^2 sin2x は cosZ かける2、この2はcosineの中身のZにはかけられませんから 前に出して 2cos2x となります。 変化の式のところの説明は、わかりいいように、数学的には、荒っぽい説明をしていますが、 本質的な間違いはありませんので、このまま覚えても大丈夫ですよ。 ルールは必ず裏に説明があります。 ルールだけ知っていて、問題が解けても、本当にわかったことにはなりません。 たとえば、マイナスの数は、なぜ二回かけるとプラスになるのか。 分数の割り算は、なぜひっくり返してかけるのか。 これらの計算ができても、子供に説明できる人は少ないのです。 まずは、できることを目標にし、つぎになぜそうなのかを、元に戻って理解すると、 「ふーん、そうなんだ。」となって、一生忘れません。 がんばって勉強してくださいね。
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- info22_
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#2です。 A#2の補足の質問 >やり方は分かるのですが、なぜそれをしないといけないのか、 分かって見えないですね。 しないといけないです。 >どの場合にしなくてはいけないのかがよくわかりません。 どんな場合も常にしないといけないです。 関数g(x)の関数f(g(x))の微分の公式 {f(g(x))}'=f'(g(x))g'(x) を覚えてください。 f()=sin( ) ,g(x)=2x とおけば {sin(2x)}'=cos(2x)・(2x)'=cos(2x)・2=2cos(2x) と適用できます。 他の関数にもこの公式を適用して使えるようにしておいて下さい。 例) {log(1+3x^4)}'=12(x^3)/(1+3x^4)
お礼
回答ありがとうございます どんな場合もというと、f(x)=3x^3のときもしなくてはならないのでしょうか?
- mnakauye
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mnakauyeです。 補足 例えば何ですが log(4x+1)も上と同じように中の微分をするものなのでしょうか? 投稿日時 - 2010-08-09 11:37:08 これも z=4x+1 とおけば、logZ を微分すると 1/Z (Z分の一)になることは習っっているでしょうから それに Z=4x+1 を微分した4をかけます。 だから 微分すると 1/Zかける4 つまり 4/(4x+1) となります。 他の回答者が言っておられる、置換微分の公式は 私の説明した、 yの変化/xの変化 = yの変化/zの変化 かける zの変化/xの変化 から導かれるのです。 数学的には、関数の連続性や微分可能性といった問題があるのですが、 高等学校レベルの数学においては yの変化/xの変化 = yの変化/zの変化 かける zの変化/xの変化 つまりは 変化をあらわすことをΔで書きますと yの変化 Δy xの変化 Δx Zの変化 ΔZ として yの変化/xの変化 = yの変化/zの変化 かける zの変化/xの変化 は Δy/Δx イコール Δy/Δz カケル Δz/Δx これを微分の記号で表せば、つまりは 変化を極小にするのですが dy/dx=dy/dz * dz/dx 置換微分の公式 に到達するのです。 この式は、次のことを意味します。 yをxで微分するとき、ややこしい部分をZ(でも何でも)に 置き換えて、YをZの式にして、YをZで微分し、それに置き換えたZを Xで微分したものを掛け合わせたら、YをXで微分したものになる ということです。 数学的には荒っぽいですが、理解優先で書いてみました。 大事なことは、置き換えたほうがやさしくなるように、置き換えるのであって、 どう置き換えるかは、あなたが易しいと思えるように置き換えるのです。 Y=log X の微分を知っているから、 Y= log(4X+1) を見て 4x+1 をたとえば Uとおいたら 知っている Y = log U になるなあ ということです。 決して「括弧の中にXがあるから」のような理解を続けないでください。 このような記憶法だと行き詰ります。 「括弧の中を何か別の文字に置き換えたから」、それをxで微分するものを かけるのです。 がんばって、理解してくださいね。
お礼
回答ありがとうございます テストに向けて頑張っていこうと思います。
- t-saizou
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- nuraly
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合成関数の微分 とかで本で調べたり、検索してみたりすることを勧めます。 微分とはどんなものか、定義に振り返って考えてみれば分かると思いますよ。 f=sin(2x)として、g=2xとおく。すると f=sin(g) df/dx = (df/dg) ・(dg/dx) (合成関数の微分の公式、微分の定義からすぐに示せる。) df/dg=cos(g), dg/dx=2なので、 df/dx=2cos(2x)
お礼
回答ありがとうございます 参考書等を読んでわかるところまで調べてみたいと思います。
- info22_
- ベストアンサー率67% (2650/3922)
>sin2xの場合なんで中の微分とやらをしなくてはいけないのかがわかりません。 しないといけません。 sinを微分するとcos ()の中の2xを微分すると 2なので 2を掛けてやる必要があります。 sin(2x)を微分してcos(2x)、これに2を掛けて 2cos(2x)となります。
お礼
回答ありがとうございます やり方は分かるのですが、なぜそれをしないといけないのか、どの場合にしなくてはいけないのかがよくわかりません。
- Tacosan
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えぇと.... あなたは「sin2x」というものをどのように理解しているのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます sinなどは公式をまる覚えしているだけです。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 なんとなくわかった気がします
補足
例えば何ですが log(4x+1)も上と同じように中の微分をするものなのでしょうか?