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「頭が悪いんです」vs「頭が悪いです」
「頭が悪いんです」vs「頭が悪いです」 哲学のカテゴリで頭が悪いに関して議論、モトイ、質疑応答が進めれておりますが、ふと気付くと微妙に表現が異なっております。 悪いんです。 悪いです。 良いんです。 良いです。 旨いんです。 旨いです。 眠いんです。 眠いです。 これらの違いはなんでしょうか? 実際、両方を使い分けていると思うのですが、何を基準にして使い分けているのか判然としません。 どなたか、文法と言うよりも、用法の観点から解説していただけるとありがたいです。
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noname#116804
回答No.3
「んです」は「のです」が変化したものです。 「のです」はヤフー辞書に次のように出ています。 [連語]《準体助詞「の」+断定の助動詞「です」》「のだ」の意の丁寧な表現。 1 理由や根拠を強調した断定の意を表す。「注意をしないからけがをする―です」 2 (「のですか」の形で)相手に対する要求・詰問の意を表す。「事故の損害賠償はどうしてくれる―ですか」 3 (多く「のでした」の形で)事柄のようすやあり方を強調して説明する意を表す。「彼は彼なりに努力をしている―でした」 この「の」は準体助詞と言って、用言に付けて体言格にする働きをします。 ということは、 「彼は頭が悪いのです」の「悪いの」というのは体言です。言い換えれば「頭が悪い人」となって、単に「悪い」と形容するよりも断定的でキツイですね。 形容詞よりもそれを体言化(名詞化)した方が表現がキツク断定的になります(体言はそのものズバリの表現になります)。 ということで、「悪い」を使い分ける場合 普通に悪いは「悪いです」。 疑う余地なく、本当に悪い場合は「悪いのです」、「悪いんです」・・・となります。
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ありがとうございました。 大変よくわかりました。