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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:t検定(心理統計)における、「○○水準で有意」の○○はどうやって出すん)
t検定(心理統計)で有意水準を算出する方法について
このQ&Aのポイント
- t検定(心理統計)における「有意水準」の算出方法について教えてください。
- 参考書には「自由度70、t値2.60、5%水準で有意」といった表現がありますが、その「有意水準」の算出方法が分かりません。
- 私はこのサイトのt分布表を参考にしたのですが、なぜ自由度70でt値が2.60の時5%水準で有意になるのか分かりません。
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> 「○○水準で有意」の○○はどうやって出すんでしょうか? それは分析者が任意に決めることです。ただ慣習というものがあって、心理学ではα = 0.05(5%)とすることが多いです。医療分野(薬物の臨床試験の場)などだとα = 0.001などとすることもあります。 > t検定を出す 「t検定(独立2標本の平均値の差の検定)を行う」ですね。"出す"とはいいません。 > t分布表を使ってF値とt値で見るのかなと思う t分布表に載っているのはt値(検定統計量)です。F分布表に載っているのがF値です。 > なぜ自由度70でt値が2.60の時5%水準で有意になるのか分からない 自由度が70で、α = 0.05が直交する部分を見ると1.994になっています。この1.994という値は自由度70のt分布を描いたとき、両側面積が0.05となるような横軸の値です(なお片側面積は 0.05 / 2 = 0.025となる)。 つまり添付図の赤い矢印よりも右側(上側)の面積が0.025となるわけです。-1.994よりも左側(下側)の面積も0.025なので、両方を足せば0.05になりますね。 帰無仮説が棄却されるためには、得られた検定統計量(t値)がこの1.994よりも右側に(つまり1.994よりも大きな値に)なっている必要があるわけです。だから、2.60は1.994よりも大きいので「帰無仮説は棄却される=5%水準の下で有意差が認められる」といえるわけです。