アメリカについての疑問。

質問

アメリカには様々な人種があり、様々な思想がありますよね。そのように多様性に富んでいるのに、どうして統一が可能なんでしょうか？みなさんはどう思われますか？

回答No.6

d-y · ベストアンサー

アメリカには、Pledge of Allegianceというものがあります。
星条旗と国家に、忠誠を誓うと言うものです。

I Pledge Allegiance to the flag of the United States of America and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.

ここでは、アメリカ国民は“liberty and justice”（自由と正義）の国としての合衆国に忠誠を誓っています。
（"under God"の部分については、アメリカ国民の間にも若干意見の違いがあるようです）

アメリカの統一を可能にしているのは、アメリカが「自由と正義」の国であるという信念だと思います。

だから、彼らの考える「自由」（私有財産制はその重要な要素です）を否定する共産主義や、「正義」に反する行為（卑怯な行為等）に対しては、国を挙げて戦う気運が盛り上がるのだと思います。

日本の場合は、歴史がある分、逆に国民全員が納得できる国としての理想・理念が存在しないから、愛国心という形でまとまりにくいのでしょうね。

お礼

自由を与えて国をまとめたという点で、戦前の日本と逆なのですかね。

回答No.7

bilingual985

No.6の回答に同感です。

補足情報として米国の憲法を見て頂ければ、その理念が理解できるかと思います。

アメリカ合衆国憲法（前文のみ）

「われら合衆国の人民は、より完全な連邦を形成し、正義を樹立し、国内の平穏を保障し、共同の防衛に備え、一般の福祉を増進し、われらとわれらの子孫のうえに自由のもたらす恵沢を確保する目的をもって、アメリカ合衆国のために、この憲法を制定する。」

この基本概念を支持する事により、歴史的な観点からも米国が統一されたのではないでしょうか。

"Liberty and justice"意外に、民主主義と資本主義も重要な要素であると思います。

回答No.5

Ganbatteruyo

アメリカに35年ほど住んでいる者です。

全くの自己主張として、書かせてくださいね.

統一できる理由はいろいろありますね.　そのどれもが正しいとはいえないでしょう.　しかし、それが、各々を助け合って、最大の理由となりますね.

この理論が、すなわち、アメリカが統一できてきた理由でもあると信じます.

すなわち、まず、一番の理由は、藤一をしようとしなかった事.

日本人と言うひとつの民族として、日本は同じ思想を持たなくては生きられない世界を作ってきたわけですね.　つまり、違う思想を持つものは異端者としてはずす.　協調性を求める世界、ともいえますね.

さてアメリカですが、ここ英語のカテゴリーで、何回も書いてきましたが、使える英語、と言うものが、きれいに説明していると思います.

つまり、人が作り上げた文法を絶対なる権威と見ずに、それを使う市民の意志を大事にしてきた、と言う事です.　何でもいい、と言う事ではなく、言葉として、意思が伝わればいい、無駄な努力はしなくていい、違った言い方をしても文句はいわない、説教もしない、見下げる事もしない.

あるのは、実力だけ.　意思が伝わらないのであれば、それは、使うほうがいけないだけ.　だから、誰でも分かる言い方をする.　難しい単語を使って、逆に分からなくする事は、意志の伝達ではない、とするわけですね.

分からないのは、分からない人のがいけない、のではなく、分かる言い方をしないのがいけない、とする.

統一する者、リーダーとなる者、指導者は、違う人種、違う思想を尊重しなくてはならない、と言う事でもあるわけです.　ですから、Respect the differenceと言う事が、引っ張る者にとっては非常に大切な事になるわけですね.

英語がよく分かる、だけでは、単なる精密なコンピューターであって、その違いを尊重できなくては、違いを大きくするだけになってしまうわけですね.　

つまり、違う、と言う事を違いと見ず、違った角度から見る原動力としてきたわけです、アメリカでは.

排他的になっては、アメリカは存在できないのです.　出来ないのなら、違いを尊重するしかないわけです.

文法に縛られないで、意志の伝達ができれば、表面だけではなく、違う人種が、違う思想が、ひとつになれる土台を作れる事になると言うわけです.

例えば、「それは違うよ」と言う時に、compare an apple with an orangeと言う表現が、compare an apple with an orange、と順序が逆になったり、compare oranges with applesと複数にしたり、compare an orange and an appleとandを使っても、compare an orange to an appleとtoを使う事も、全てのコンビネーションが「生きた英語」「使える英語」として、アメリカ人全てが認め、違う言い方をしたからといって文句も説教もしない、ということなんですね.

また、違うグループが、違う英語を使う事を認め、それを使えて、初めて、その違う「アメリカ人」のグループを引っ張っていけることにもなるわけです.　俗に言う「正しい英語」だけでは、単なる英語を知っている、と言う事にしかならないわけです.

違う英語を使っても、言える立場でなければ、文句はいわないし、説教も言えないわけで、口だけではなく引っ張る相手が納得いく実力で引っ張るしかないわけなんですね.　それが、ここでの実力主義と言われる土台でもあります.

その実力を持ったものが、黒人であろうと、女性であろうと、また、移民民族であろうと、引っ張られる人たちの違いを尊重し、その中から、サブリーダーを作り上げていくから、統一が可能となるわけです.

鳥でもない、動物でもない、こうもりだ、という童話はここでは、子供時に言い聞かされます.　つまり、口先だけで、批判し、非難し、何とか、そのグループに認めてもらおうとしては、ダメだ、と教え込むわけです.

蹴落として、実力を見せるのではなく、人が認める実力をつけ、それを見せればいい、とするわけです.

違う思想を持った人たちの、また、違う背景の人たちの共通した物を掴む事によって、また、日本語の「真心」で尽くす、と言う事が、また、各々のグループのリーダとしての実力のひとつともなるわけです.

9.11や今回のイラクにしても明白に示されました.　他の人のために自分を捧げだす、と言う事が、決して、きれい事として終わらず、最大なる生きる意味にもなるわけですね.　それが、非常に危険は状態にあるビルの中へ飛び込んで救い出そうとして犠牲者になってしまった人たちでもあり、、全国で統一して、命を無くした事に対してへの「アメリカの英雄」として嘆かれたわけです.

また、まだ危険とみなされているところへ全国から何万人というボランティアーがあつまり、Ground Zeroの合言葉で、人種、思想の違いを超えて、生存者を探ししつづけたのです.　お金で、名声で、うわべだけで、自分を投げ出す事が、すなわち、アメリカの為なんだ、と言う事を知っているからなんですね.

違いと言う物は、第三者からは明白に見えるもんです.　しかし、その違いをうまく使う事によって、当事者には違いが見えなくなるわけです.

英語で、違う言い方をし、カードの言い回しを真似せずに、自分の意志を自分の言葉で、伝える事ができることが、すなわち生きた英語であり、フィーリング英語であり、また使える英語、と言う事になります.

生きた英語とは、最終的には、アメリカを一つにまとめてきた英語、とも言えるのではないでしょうか.

と言う事で、このカテゴリーになるべく外れないように、私個人の考えを書かせていただきました.

日本語による説明力が足りないので、結局取り留めのない事を書いてしまったかもしれませんが、これでいいでしょうか。　分からない点がありましたら、補足質問してください。

回答No.4

umeo

たぶん、統一されているというよりかは、
個性を、まとめているといった方がいいのかもしれません。逆に、downthelineさんの思っている統一とは、
なんでしょうか？私の思っている統一とは、みんなを、一緒の人種にし、一緒の思想にすることを統一
というものだと思っています。ですから、downtheline
さんのいうことも、否定は出来ませんが、肯定も出来ません。こんな出しゃばっていてすみません。
しかし、こういう考え方もあるんだ～みたいな感じで、軽く流してください。
私は、アメリカの思想のように様々な見方で、
物事を、言っただけですから。

回答No.3

noname#6493

先の回答は、非常に的を射たものと思います。
もう一つ強いて挙げれば、指導者のカリスマかな。

これは純粋に“大統領という個人の強さ”のことではなく、
大統領という存在を受け容れる個々の国民の精神的背景のようなもの
が、しっかりと整備されてるからかなぁ、という端倪です。
太平洋戦争当時の日本に於ける天皇、に似てるかもしれません。(笑

回答No.2

takoyakingx

難しく、また面白い質問ですね。^^

私の考えではある一定の自由を全ての人に認めているからではないでしょうか。自由を誤解されれば困るのですが、だからこそ各宗教、人種のコミュニティが存在するのだと思います。

ちょっと場所を変えればメキシカン、チャイニーズ、ジャパニーズ、またはアーミッシュの方々まで各地域で各々のライフスタイルで生活していらっしゃいます。そういう一定の自由があるからこそではないかと思います。

回答No.1

shu0903

国を愛する心を多くの国民が持っているからです。
こういうことを発言すると、すぐ「右翼」呼ばわりする人がいますが、アメリカだけでなく、ほとんどの国の国民は自分の国を愛する心を持っています。
愛国心、それは今の日本人に一番欠けているもの・・・