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青色専従の届けが出されていないための修正申告について
- 初心者向けに青色専従の届けの修正申告について説明します。
- 税務署の対応が不親切で困っている方に向けて、青色専従の届けを出していない場合の修正申告について解説します。
- 青色専従の届けを出していないために発生する問題や、修正申告によって税金が安くなる可能性について説明します。
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・ 結論から申し上げます。 奥様の収入分を「白色申告」に修正する、という手続きは出来ません。 ・ ご存知のように、自営業の税務申告は、 事業主本人が「収入」「必要経費」を計算して「所得金額」とそれにともなう「税金」を 申告します。 ・ 戦後、すぐに導入された制度で「記帳」という慣行が薄かったことから、 概算、どんぶり勘定の申告がほとんどでした。 ・ 正しい申告を普及させるために取り入れられた制度が「青色申告」制度です。 ・ 税金を、申告する人は、原則は「全員が白色申告者」です。 ・ その中で「私は、ちゃんと帳簿をつけて、申告します」と届け出た(青色申告承認申請書を提出した)方が「青色申告者」になります。 ・ 青色申告をやめる場合も、事前に「取りやめ届」が必要になります。 ・ 次に、奥様の給料について簡単に説明します。 ・ 個人の所得税の経費では、「生計を一にする親族」にしはらった給与などは、必要経費に なりません。 ・ ですが、実際には正社員のように働いている家族もいます。そこで、 (1) 青色申告の場合は事前に届け出た「専従者給与」の範囲内で必要経費になります。 (2) 白色申告の場合は、支払った給与に関係なく、 配偶者 86万円 その他の親族 50万円 が控除されます。 (ただし、所得が少ない場合は、事業主と合わせて均等に割った金額までになります) ・ 家族と一緒に仕事をしていれば、当然「青色申告」にしておいた方がメリットがあります。 ・ そのメリットのもっとも大きなものが「専従者給与」なのですが、 ご質問者様の場合、このメリットを利用する手続きをしていなかったことになります。 ・ 最初の「青色申告」の届出の際に、税務署の窓口で、「専従者給与」についての アドバイスがなかったとすれば非常に残念です。 ・ 私の住んでいるところの税務署では「家族の従業員はいませんか」くらいは、必ず聞いてきますが。 ・ 今後のこともありますので、早急に届け出てください。本年7月分からはOKでしょう。 ・ なお、専従者給与は「届け出た範囲内で必要経費に認められます」ので、10万円ぐらい支給 しようと思えば、私なら月額20万 賞与7月:2ヶ月以内 12月:2ヶ月以内 位に届けて、 事業の実績に応じて支給します。 ・ また専従者給与にかかる源泉所得税についても「納期の特例」を届け出て半年ごとに納税します(本来は毎月)。 ・ このように届けておけば、今年はのこり6ヶ月でも、1年間に払いたい金額くらい、経費に入れることが可能になります。 ・ それと「情報の収集」「勉強」はやはり必要で、 起業した場合の税務に関する、市販の本 地元の商工会や、青色申告会といった指導機関も ぜひ利用してみませんか。 ・ 自分で、概ねOKなったら退会も出来ますし、最初は、いろいろと勉強になると思いますよ。
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- hata79
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NO2です。「回答をいただいた方がお住まいの地域の税務署の方はとても丁寧に教えてくださるのですね。」に反応して。 私は税務署員の味方ではありません。ご質問者の管轄税務署員が「とても不親切」なら、不幸としかいえません。しかし、本当に「とても不親切」なのでしょうか。 確定申告で忙しい2月3月ならともかく、そうでない時期は、ちゃんと対応してくださいますよ。 大変申し訳なく、失礼な物言いだと承知してますが、下記のようなことはありませんか。 1 何が分からないのか分からない状態で「とにかく教えてくれ」と税務署員に聞く。 2 簿記の基本知識が身についてない状態で、簿記の基本から教えて欲しいと署員にいう。 税務署員でも市役所税務課の職員でも、不明な点を教えてくれます。何を聞きたいのかを旨く聞き出してくれる人もいれば、聞きたいことが分からないからとつっけんどんにする方もいるかもしれません。 後者は問題です。 しかし、簿記の借方と貸方の違いが分からない状態で「仕訳を教えてくれ」と言っても「仕事の邪魔をしないでくれ」というのが職員の本音だということもあります。 彼らは公務員なので国民へのサービスが仕事ですが、特定個人へのサービスをしてはおれません。 言い換えると「個人授業はしておれない」のです。 ご質問者は、もしかすると個人授業と同じレベルの内容を教えてもらおうとされてませんか。 それならば、青色申告会とか商工会の勉強会でそれをされるべきでしょう。 ご質問からは税理士関与がないようですが、私は「創業時から専門家に依頼すべき」派です。 創業時は開業費がかかったり、赤字だったりで、青色申告の損失繰越などの特典が有利に働きます。 軌道に乗って、帳簿付けや申告書の書き方が、こんなものかとわかるまでは税理士に任せます。 顧問税理士でいるうちに税金のことはもちろん、分からないことを全部教えてもらえばいいのです。 ご質問者のように本を買って勉強するというタイプの方でしたら、顧問税理士を持って一年かそこらで、色々なことを教えてもらって身に付けられると思いますよ。 「とても不親切な税務署員」というのは困り者ですね。投書してやりましょう。 もうお分かりのように「不親切にさせてしまってる原因が自分にあるかも?」と考えるのも必要です。 少なくともできない事をできませんと伝える事は不親切でもなんでもありません。 私の勝手な思い込みですが、ご質問者のタイプの方は、面倒見の良い税理士を顧問にされると良いと思います。 あとお住まいの市役所の税務課の「修正申告」発言した職員の言うことはあてになりません。うそつきだと思っていいでしょう。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 自分の勉強不足は身にしみております。 ただ、運営資金0円からの出発でしたので顧問の税理士さんにお願いする事もできず この2年間手探りでやってきました。 簿記や申告書に関してはPCソフトを使用しておりますが 届け出書類の記入の仕方や控除等については人それぞれですので いまひとつわかりにくい部分があります。 地元の税務署の方については「とても」不親切だとは思ってはおりません。 できれば、もうすこし納税者の立場にたった対応をしていただけたらいいなと思っております。 「この場合はこうされたらどうですか?」とか 「このようにされたほうがいいですよ。」等々、 甘えでしょうか。 役場の納税課の方はこちらの地域で確定申告の際 担当をされている(その場で申告書を受け付けておられる)方ですので そのように言ってくださったことに対して 「できるのであれば」と正直思いました。 その後、いろいろと検索したり調べたりもしましたが そのような例は見当たらず、「税の相談窓口」に電話で問い合わせたところ 「難しいと思いますが嘆願すれば」との答え。 グレーだと思いました。 判断に困ったあげく こちらで皆さんのご意見を聞かせていただこうと思った次第です。 以上、すべては私の勉強不足から招いたことです。 もっと勉強します。 ありがとうございました。
- hata79
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「まめに税務署には行き来しているつもりですが書類の書き方や申告の仕方に関してとても不親切です。知らないならしょうがない的な対応をされることも度々です。」といわれてますが、今の税務署って「とても不親切」といわれるような官庁ではないですよ。 質問文を見ると、いきなり国保税と市民税の話になってますが、この話は「市役所」での話しですよね。 少なくとも税務署で国保税と市民税の分割納税の話をしても相手にされません。 「給与明細等」といわれてますが源泉徴収票を発行してるということだと存じます。源泉徴収はしておりませんといわれますが、源泉徴収して納める税金が出てないということだと推察します。 少し失礼な物言いをしましたが、ご質問分だけでも「肝心な言葉の使い方が変」「話が飛んでいる」ので、よくわからないという印象を持ちました。 例えば「奥さんの収入分は白色申告に修正申告されたらどうですか?」という発言は誰がされたのでしょうか。税務署の人間?市役所の人間? 「白色申告に修正する」というセンテンスそのものが「税金のことをまったく知らない人間の言い草」です。税務署の人間が教えてくれなかったと感じるより、この発言をした人間そのものが変です。 税務署員が不親切なのでなく、あなたの質問の仕方が要領を得てない、あるいは聞く相手を間違えてる(国のことを市に聞いても回答されません、逆もしかりです)ところがあり「ここで聞かれても答えようがありません」と回答されたのを「とても不親切」と表現されてるのではないかと、思いました。 「知らないならしょうがない」という対応をされたら、きちんと「そんな言い方しなくていいではないか」といえばよいのです。 私は税務署員の味方になるわけではありませんが、沢山ある官公庁のなかで、ぬきんでて税務署員の応対は丁寧で優れておりますよ。 ご自分の聞き方になにか問題がないか、例えば主語が抜けた質問をしてるとか、いきなり話がとんでしまう癖があるとか、判らないことを聞きに行く際にメモ帳も持ってないとか、大変失礼ですが、ご質問者に落ち度があるような質問の仕方をされてないか、チェックされるとよろしいのではないかと思いました。 なお、青色専従者の届出は届出する期限があります。 それがされてなければ「専従者給与は認められない」と税務署員が回答するのは当然でして、不親切でもなんでもありません。できないものをできないと伝えられることを「あいつは不親切だ」という方がたまにおられますが、それはおかしいと思うのです。ただ、ものの言い方は選ぶべきだとは思いますけどね。 国と市では「仕事が違います」ので、相談内容と相談する相手を間違えないようにすれば、的確な答えが得られると存じます。 辛口失礼いたしました。
補足
ご回答ありがとうございます。説明不足で大変申し訳ありません。 確かに私の文章力やものの言い方にも問題があると思っております。 国保税と市民税の分割のお願いに行ったのも 白色に修正申告されたらどうですか?と言われたのも役場(市役所)です。 先に回答をいただいた方のご説明のように 私自身も無理な話ではないかと推察してはおりましたが 役場の方(それも税務課の方)のお話でしたので 税務署に出向く前に皆さんのご意見をお聞きしたいと思い こちらで質問させていただいた次第です。 回答をいただいた方がお住まいの地域の税務署の方は とても丁寧に教えてくださるのですね。
お礼
詳しく説明していただいて感謝します。やはり修正申告は難しいのですね。 こちらの地域の税務署は不親切だと思います。 いろいろと聞きに行っても聞いた分だけしか教えてくれません。 国民の利益になるような説明はしてはいけないように指導されているのでしょうか。 独立してそろそろ2年になりますが、本もたくさん購入し、ネット等でも検索したりして 勉強しているつもりですが年齢のせいでしょうか、なかなか頭の中でつながりません。 とくに税金・確定申告についての書類の記入には苦労しています。 青色専従の届け、納期の特例の届けは今年のはじめに済ませました。 これからも勉強ですね。ありがとうございました。