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高校生物のことですが
高校生物のことですが 吸水力というのは、実際に水を引いているかどうかは関係なく「引こうとする力」ではないのですか? でも、浸透圧も同じじゃないですか? どうなのでしょうか?
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基本的には吸水力は浸透圧とほぼ同じです。 ただし、植物細胞の場合は細胞壁が硬いので、いくらでも 水を吸収して大きくなることはできないです。 このときの細胞壁からの力を膨圧といい、 植物細胞を低張液に入れた場合、吸水力=浸透圧-膨圧 になります。 レタスなどに水をかけるとシャキッとするのは、細胞が水を吸って 膨圧が発生するからです。刺身などに水をかけると、逆に 細胞が水を吸って破れてしまいます。 ところで、自然界の吸水にはおもしろい現象があります。 大気圧では水は10mの高さしか上がりません。 どんな減圧ポンプを使っても10m以上の高さに水を吸い上げる ことはできません。 しかし、メタセコイアなどは20~30mの高さにも水を 吸い上げています。これは水の水素結合を利用しているらしいです。
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noname#160321
回答No.1
吸水力は水との親和性の高さ、あるいは水で希釈されればエネルギー的により安定になる。 で、後者の方は浸透圧と近いですが、浸透圧以上に水を引きつけるとしたらそれは非常に面白いです。
お礼
皆様回答ありがとうございました。