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この数年「美しすぎる…」という奇妙な言葉が使われています。特にネットで
この数年「美しすぎる…」という奇妙な言葉が使われています。特にネットで見かけます。 この言葉変です、日本語として恥ずかしくないでしょうか。大手の新聞の記事にまで使われていますね。止めるべきだと思いませんか?
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質問者が選んだベストアンサー
ちょっと前までは単に美人○○といっていたのを言い換えただけのことですからね。 別に最上級というわけではなく(少なくとも用例では最上級とは思えない)、キャッチーなフレーズとして猫も杓子も使い出しただけです。新聞や雑誌のライターもそのレベルに落ちたと言うことでしょう。 媒体の送り手にも、表現力が足りなくなっていると言うことでしょう。居心地の悪い表現だとは思いますが、活字離れしている読者のレベル低下に合わせているのかも知れません。
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>この言葉変です、日本語として恥ずかしくないでしょうか。 いいえ、少しも恥ずかしくありません。 下のように戦前の昔から、【文豪】と呼ばれる人たちがこの言葉を使っています。 「変だ。恥ずかしい。」とおっしゃっている人の方が、ちょっと恥・・過ぎる。 斎藤茂吉 「仏法僧鳥」青空文庫ヨリ ・・・四人は杉の樹の根方の処に蹲跼み、樹にもたれ、柵の処に体をおしつけてその声を聴いてゐる。声は、木曾で聴いたのよりも、どうも澄んで朗かである。私は心中秘に、少し★美し過ぎるやうに思つて聴いてゐた・・・ 芥川龍之介 「秋山図」青空文庫ヨリ ・・・私以外の人間には、平凡な画図に過ぎないのではないか?――なぜかそういう疑いが、始終私を悩ませるのです。これは私の気の迷いか、あるいはあの画が世の中にあるには、あまり★美し過ぎるからか、どちらが原因だかわかりません。・・・
お礼
斉藤茂吉、芥川龍之介の「…過ぎる」とはまったく違う使い方ですが。 文章の読解力をお持ちですか?
- cxe28284
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歌は世につれといいますが、言葉もその傾向にあるのでしょうね。 過ぎたるは及ばざるがごとし。の方は影を潜め、アッピールするためには だんだん過剰に過激になってきます。 でも、それは大げさすぎるとか、それでは甘え過ぎだとか、それは云い過ぎ とか本来の使い方も残っているとは思います。
- sanori
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こんにちは。 形容詞(の語幹)+「すぎる」 という用法は、本来、「度を越している」、もっと言えば、「度を越していて好ましくない」という意味で使われます。 したがって、「美しすぎる」という言葉には「過度に美しいので、是正しなければいけない」というニュアンスがありそうです。 おそらく、それが質問者様の指摘につながっているのではないでしょうか。 しかし、あえて原則破りをすることによって、非常に好ましいことを「~すぎる」を使って強調する手法は、ここ数年どころか、私が記憶している範囲だけでも何十年も前からあります。 形容詞では「強すぎる」「おいしくて、おいしくて、おいしすぎるぐらいだ」 形容動詞では「あいつは優秀すぎる。かないっこない。」 動詞では「俺の女房にしては、できすぎた女だよ」
- tknaka
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従来の日本語として奇妙かどうか、という意味では奇妙でしょう。ただ、日本語の特質の一つとして新しい単語に対して良く言えば柔軟、悪く言えば節操のない面が存在します。これは「美しすぎる・・・」や昨今の奇妙な単語だけの話ではなく、伝統的に「日本語」が持ってきたものです。その意味では、「これまでの日本語の枠で考えれば奇妙」ということになるのではないかと思います。 日本語として恥ずかしいかどうか、ということで言えば、「日本語」としては恥ずかしいことではないでしょう。ただ、私自身はあまり使いたいとは思いませんね。質問者様が使わなければ良いだけの問題だと思います。
- seednyan
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私は特に思いません。 質問者さんは、どういった観点からおかしいと思い、止めないといけないと思われたのですか?
お礼
そうですね、 ライターのレベルが落ちた、表現力の不足。活字離れ。読者のレベル低下にあわせ・・・ どれもにが頷けます。 有難う御座いました。