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国民服の甲型?乙型に違いは?
国民服の甲型?乙型に違いは? 昔の集合写真を見ていると、男性の先生が二種類の国民服を着ていました。 ブラウス襟のようなのが乙型、ワイシャツのようなのが甲型…とまでは分かったのですが、 何故二種類があるのかが疑問です。 校長先生は甲型で、下っ端の先生は乙型…とか、そういう序列による区別がされていたのか、 単純に好きな方を着ているのか、分かる方がいらっしゃったら教えてください。
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#1様 礼服止めようという内容ではありません。 礼服を作るには専用のドスキン生地などを織らねばなりません。国家総動員体制に移行するためには無駄を止めようという事で、今後の国民のあるべき格好として国民服を制定し、礼装も儀礼章を付けるだけで礼装とするという国民が着る被服の事業仕分けです。 大礼服・モーニング・燕尾服を持っている人は着用して構いません。新規製作は認めないというものです。普及したのは昭和19年以降です。 国家総動員法は社会大衆党(現在の社民党・民主党たちのご先祖様)が推進して出来た法律です。
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- SPS700
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#1です。 当時、制定は1940年、学校の校長は四大節(新年、紀元節、天長節、明治節だった?)にはモーニングを着て、全校生徒の整列している前で、白い手袋をして、天皇皇后両陛下のご真影を奉安殿から講堂に移し、式ではその前で教育勅語を読む(奉読する)習慣があり、間違えると、不敬罪にとわれるという時代でした。 戦争がたけなわになってそういう礼服は、やめよう、ということになって、国民服に、紫の紐で作った礼章をつけて、モーニングに代える、という趣旨で出来たものではないかと思います。
- PENPENMAKKY
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甲は胸のポケットが縦に切れているもの 乙は軍服のようなデザインのものです 甲乙はデザインナンバーなだけで、どっちが格上というものではありません。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
下記に写真があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E6%9C%8D 甲は、開き襟になっているため、ドレスシャツを下に着て、ちゃんと見えるためには、ネクタイの必要があります。乙の方は詰め襟になっていますので、下に何を着ていても(あるいは着ていなくても)分からないという美点がありました。 このためおしゃれな先生とか、ネクタイをしていないと気持ち悪い、という(普通校長とか年配の人に多い)人は甲に傾きました。序列による区別はありませんでした。
お礼
有り難うございます、そういういきさつもあったのですね。 序列による区別は無かったと、検索などでは得られなかった答えをようやく頂き疑問が氷塊しました。 昔の知識に感嘆です。本当にありがとうございました。
お礼
格上/格下は関係なかったんですね。 普及した時期や新規制作は認めない旨など、詳しい知識を披露してくださり有り難うございます。 入学式の写真では燕尾服やスーツなのに、途中から何故国民服なのか…という疑問も解けました。 ありがとうございました。