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同じ音程でひとつの音を長い間聞かされると、不快になるのは?

同じ音程でひとつの音を長い間聞かされると、不快になるのは? サッカー応援のブブゼラを聞いていると、TVの音量を小さくしても、非常に辛いです。 以前、茂木健一郎氏が著書の中で、何も変化が無いものをズット見ていると、脳が不安になり 幻覚を見せる事がある、というようなことを書いていたと記憶しているのですが、聴覚にも 同じようなことがあるのでしょうか?まだ、幻聴は聞こえませんが、精神が不安定になります。 ブログなどを読むと、同じ事で不快を感じている人が結構いたので、質問させていただきました。

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回答No.2

聞き始めは不快ではないという話であると受け取って、返答します。 聞いた事のあるデータとして、単音を複数重ねたものを聞いていると、人によってはその聞こえ方が変わって微妙に別の感覚になることがあるそうです。音声、つまり言葉にきこえたりもするらしいです。正弦波なんとか、という現象で科学雑誌ネイチャーに載ったくらいの研究結果だったと記憶しています。もちろん、その重ねる音は何でもよいというわけではないような気がしますが。 たとえば、会場のブブゼラは、吹く人や楽器同士のばらつきで、明らかに複数の違う音程が出ています。ですから、そういう効果は生じ得ると思います。 また、先の研究の話では、事前の説明の仕方で変に聞こえる人の割合が変わったり、一度コツをつかむと再現しやすいなど、あったと思います。つまり、気にしだしたら、同じ状態が継続する可能性もあります。

lisalis
質問者

お礼

大変参考になりました。どうも有り難うございました。

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回答No.1

専門外なので何ですが、音でもあり得る話だとは思います。 古典的ですが、真っ暗な部屋に被験者を入れて、静止した一点の光刺激を見続けて 貰うと光が動いて(ぶれている)いるように見える現象があります。 これをφ(ファイ)現象と呼びます。 また、無音室(自分の出す呼吸などの音も殆ど聞こえない実験室)では、幻聴は 知りませんが、多くの人は極めて不安になるようです。 現在の心理学では後者の実験で幻聴が聞こえるまで被験者を放置するような、 ある種の後遺症が生じる可能性のある実験は学会で禁じられています。 どちらにしろいずれも「異常に変化のない状態」を脳は不自然であり、嫌う傾向が あることは確かでしょう。φ現象では眼球の物理的な機能変化は認められませんので、 脳の視覚野などが刺激を「造り出す」ことで、無変化の不快に順応しているものと 考えられます。

lisalis
質問者

お礼

とても参考になりました。御回答有難うございました。

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