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導音の音程の取り方
合唱などで、「導音は主音に向かおうとする音だから、少し高めになるように意識すると良い」などという話を時々聞きます。 しかし、純正律の考え方で行けば、導音は属和音の第3音であり、低めにとると良い、という方が理屈には合うということになります。 私自身、導音を高めにとる、というのはやってみて、「この方がいいでしょ」と言われれば「そう言われればそんな気もするなあ」とも思うのですが、よく分かりません。 このことについて、ご存じの方、教えていただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。
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感覚的な答えになってしまってすみません 純正律の第3音、ということですが、演奏する際、 和声的な考え方と旋律的な考え方でも 多少違ってくると思います 和声的に考えると、純正律で演奏するのが一番ひびきますが 旋律的に考えるなら、ピタゴラス律で考えた方が調性がはっきりします。 純正律で考えると、 同じ3度の和音でも、長3度ならせまく(第3音を低く)とり、短3度ならひろく(たかく)とる というのが通例(よく響く)となっています。 ただ、音階(メロディー)の中に入って、ある程度平均的に調律された楽器で その調の調性感をより出す為にはピタゴラス律の方がよく、 長調になった時の第3音を高くとり、短調であれば低くとり、完全4などは絶対に高くならないようにとります。 ピタゴラス律では導音=長7度は+10です。 属和音として和声で鳴らす場合と 単音で「第7音」として扱う場合と違うのです。 とはいえ、メロディーの中で、どこが和声的でどこが旋律的かというのは非常に微妙なところです。 だから耳でよく聞かなくてはなりません。 音程は演奏の「個性」のうちなので あまり数値で考えない方がいいかもしれないですね。 ちなみに、純正律、12音平均率、ピタゴラス律については、下記サイト(「音程と和音」のコーナー)で見やすく説明してありますので、ご参照下さい。 参考までに。
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- ticky
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私はそれほど詳しくありませんが、少し高めにとる方が、良いように思います。 長三和音の第三音を低めにとった方がよいという根拠になるのか、および導音を高めにとった方がよいという根拠になるのかは、私はよく分かりませんが、ただ、参考URLにあるとおり、C durを基準にして考えると、純正律のEは、十二平均律のEよりも低く、また純正律のHは、十二平均律のHよりも高くなります。 (さらに言えば、純正律はE-Hの間隔が、平均律よりも大きいし、E-Fの間隔もかなり大きいです)
お礼
さっそくのお返事ありがとうございます。 わかりやすいサイトを教えてくださいました。 どうもありがとうございました。
お礼
ピタゴラス律と純正律のそれぞれにメリット、デメリットがあるのですね。 大変よく分かりました。 どうもありがとうございました。