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平安時代の貴人(女性)は、どのように寝ていたのですか?
平安時代の貴人(女性)は、どのように寝ていたのですか? 源氏物語などを読むと、女性貴人は御帳台で寝ていますが、そのとき、布団のようなものはかけていたのでしょうか? 寝るときの服装も、昼間とは別にあったと思いますが、どうなのでしょうか? れきはくに行って御帳台は見ましたが、具体的にどのように寝ていたのか分からなかったので、よろしくお願いします。
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この当時、布団はまだなかったはず。 「ふすま(衾)」とよばれる長方形の布が「かけぶとん」の 先祖のように存在してはいますが、今のかけぶとんのように 羽や綿がふんだんに入っていたわけでもありませんし、一般的でも なかったよう(新婚初夜には使用したようですが・・・)。 ふだんは自分の着ていた 衣をそのままかぶって寝ていました。 眠る時の服装も・・・女性の場合は 白小袖(着ていた時代であれば)に長袴、 で、ようするに十二単の一番下に着ていたものを寝間着としていたようです。 そして長い髪はじゃまにならないよう、「髪はこ」という漆塗りの平たい箱を 頭元において、そのなかにとぐろをまいて入れて、寝ていたようです。
お礼
ありがとうございます! とてもよくわかりました。