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深赤外光を用いた近赤外ラマン分光法の制約と対策について
- 医学系雑誌で深赤外光(λ>1μm)を利用した近赤外ラマン分光法に関する問題点が議論されています。
- 深赤外光を利用すれば第2、第3の問題が解決できますが、この波長領域の検出器の感度が可視/紫外領域のそれよりも小さく、近赤外ラマン分光法の実用性が制限されています。
- 文中の「thereby limiting the practicability of near-infrared Raman spectroscopy」はこの理由によって近赤外ラマン分光法の実用性が制限されていることを表しています。
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Second, human tissues、、、、、、、、to the human body. は 「第二に、仮に可視光/紫外線により励起されたヒトの組織は強い蛍光を発し、微弱なラマン散乱の信号を完全に遮断する。 第三に、強い可視光/紫外線の照射は人体に悪影響を及ぼすことがある。」 と訳してもよいかと思います。 visible light は、可視光(線) human tissues は、細胞ではなくヒト組織、またはヒトの組織としたほうが適当かと思います。 Cellであれば細胞でよいと思いますが。 電子辞書 英辞郎 に Tissue、、、、、【名-2】《生物》(細胞の)組織 と書いてあります。
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- sbsb3636
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私にはこの分野の専門的知識がありませんので、分かるところだけ。 第2、第3の問題は、仮に深近赤外光(λ>1μm)が励起光に使われれば克服することができる。 しかし、この波長領域で利用可能なこれまでの検出器は、可視/紫外領域のものに比して感度が著しく低かった。 thereby limiting、、、、、、、、、、. したがって、近赤外線ラマン分光法の実行可能性には制限がある。 deep near-infrared light は、近赤外光、 much lessは、「検出器の感度が非常に少さい。」ではなく「非常に低い。」、「非常に下がっている。」「低下している。」が一般的な言い方だと思います。 第2、第3の問題(課題)というのがどういったものかはわかりませんが、 「この問題は、深近赤外光(λ>1μm)を励起光として用いれば解決するが、 しかしこの波長領域では検出器の感度が極端に低下するため、近赤外光を使った ラマン分光法は非実用的である。」 というようなところでしょうか。 deep near-infrared light (λ>1μm)のdeepの意味は分かりません。 Deep ultraviolet 、、、「深紫外線」という言葉はあるようですが。 関係URLを貼ります。 これで前後の文と矛盾なくつながりますか。 http://www.perkinelmer.co.jp/products/ft/pdf/07100345AI00_21_TEC_raman_initiation.pdf http://www.geocities.jp/hiroyuki0620785/k3dennjiha/nearinfrared.htm http://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&q=%E6%B7%B1%E7%B4%AB%E5%A4%96%E7%B7%9A&aq=f&aqi=g2&aql=&oq=&gs_rfai= 参考になれば幸いです。
お礼
sbsb3636さん 丁寧に見ていただき感謝します。 (いつも、我ながら、訳文にぎこちなさを感じています。) URLも紹介していただきありがとうございます。 因みに、第二、第三の問題に関する文章は以下のものです。 Second, human tissues are strongly fluorescent if excited by visible/ultraviolet light, and this fluorescence masks entirely the much weaker Raman scattering signals. Third, irradiation of strong visible/ultraviolet light may be hazardous to the human body. で、第二に、可視/紫外光により励起されるとヒトの細胞は強い蛍光を起こすので、非常に弱いラマン散乱の信号を完全に遮断する。 第三に、強い可視/紫外光の照射は人体に危険なことがある。…と訳しました。
- mickeyzz
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The second and third difficulties can be overcome if deep near-infrared light (λ>1μm)is used for excitation. However, the detectors so far available in this wavelength region have been much less than those in the visible ultraviolet region, thereby limiting the practicability of near-infrared Raman spectroscopy. 上記のDeepはDeep Penetrationと解釈します。 即ち「深く貫通する」 翻訳 第二、第三の困難な問題は深く貫通する近赤外線(波長λ>1μm)が励起されれば克服することが出来る。 しかしながら、この波長領域(より波長の長い)において利用可能なこれまでの検出器は、可視/紫外線領 域(より波長の短い)のそれと比べて非常にその数(検出器)が少なかった。従って近赤外線ラマン分光法 でさえその実用性を限定されることになるであろう。
お礼
mickeyzzさんありがとうございました。 …DeepがDeep Penetrationの省略とは思っても見ませんでした。 もう一度、前後を含めて読み直してみます。
- bakansky
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> thereby limiting the practicability of near-infrared Raman spectroscopy それゆえに近赤外線を用いるラマン分光法は使用(領域)が限定されてきた。 the detectors ...have been limiting the practicability ... とつながっているのではないでしょうか。 そこで、ラマン分光法に代えて赤外分光法が用いられるようになった、ということなのでは? 残念ながら、全くの素人のため、内容自体はまるで分りません。 お話にならない回答である可能性は大いにありますが、そうであればご容赦下さい。
お礼
bakanskyさん ありがとうございました。 とても参考になりました。 もう一度、前後の文章も含めて読み直してみます。
お礼
sbsb3636さん 確かに“蛍光は起こす”というより、“発生するもの”、“human tissues”は“ヒト組織”、“危険”よりは“悪影響”の方が日本語として適切だとおもいます。 …ありがとうございます。