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しばしば寺院の中に神社があったりしますが、なぜなのでしょうか?
しばしば寺院の中に神社があったりしますが、なぜなのでしょうか?
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こんばんわ。 私は、自称「歴史作家」です。 >>しばしば寺院の中に神社があったりしますが、なぜなのでしょうか? 日本では、カリスマ性のない・・・つまり、路傍の石であったり、地面(田畑)であったりしたものに聖霊が宿ると信じられ、神道が古来からの信仰の対象でした。 しかし、奈良時代にカリスマ性のある釈迦の教えを説く仏教が、朝鮮や中国からもたらされました。 なぜか、日本では、この神道と仏教が争うことなく貴族やひいては庶民にも受け入れられたのです。 そして、慶応4年3月13日(1868年4月5日)から明治元年10月18日(1868年12月1日)までに出された太政官布告、神祇官事務局達、太政官達までは神仏は合祀されていたのです。 つまり、慶応4年~明治元年に発布された前記の布告は「神仏分離令」と呼ばれるもので、ここで、初めて神社と仏閣が分かれたのです。 と、言うことは、それまでは、神仏は一体だったのです。 なぜ分離されたかについては、次のサイトをお読みください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E4%BB%8F%E5%88%86%E9%9B%A2 解りやすいところでは、 比叡山延暦寺の地鎮祭は麓(ふもと)の日枝神社が行っており、比叡山のわずかな一角に日枝神社の祠(ほこら)があります。 もし、比叡山延暦寺を訪れた時には、日枝神社の祠を探して見てください。
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- yuki01cunn
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極東アジアに多く見られる宗教社会学的問題ですね。日本や韓国等は仏教や儒教・神道等の宗教を信仰していますが同時に、アニミズムという古代自然宗教も信仰しているので、世界中の宗教の神様が同一事物だとか、あちらこちらに神様がいるとか、お寺に神社が在るとか、「産まれたら、お宮参り、結婚は教会、死んだら、お坊さんにお経をあげてもらう」といった外国人からすると矛盾だらけで、無茶苦茶な事も日本社会では通用するのです。
- ?橋 昌也(@fudousin)
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日本人の宗教観のなせる技です。世界に誇ってもいい^^。 日本人はいいかげんなんで、偉いものやいいものはなんでも有り難がってしまうのです。あはは まあ、真面目にいうと本地垂迹説によります。 日本の神さまと仏教の仏さまは実は同一であるという考え方ですね。アマテラス=大日如来みたいに。ゆえに、bungetuさんがいわれるように明治に神仏分離令がだされるまでは、寺の中に神社があったり、神社の中に寺があったりするのは普通でした、神内寺や寺内社といいます。
- kishn_an
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地主神様をまつっています。 地主神様は、お寺を建てる前からもともとその土地に住んでいる神様です。 お寺を建てるにあたって土地をお借りしますから、どうぞお鎮まりくださいということで、おやしろを建ててまつったものです。 たとえて言うなら、アパートの101号室に大家さんが住んでいるようなものです。ちょっとちがうかな? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E4%B8%BB%E7%A5%9E