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サイコロロケット質問その2
- 東大、東工大の人工衛星の衛星打ち上げの切っ掛けと目的について質問します。
- この衛星はアメリカのマイクロシッププロジェクトの枠組みに属しているのか、それとも独自のものなのかを知りたいです。
- アマチュア無線周波数帯域に開放されている機能がこの衛星にあるのか知りたいです。
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1)専門家による希少な大型衛星を本命として,その相乗り(piggyback)として, 誰でも些少な開発の費用と時間で参加できる機会を増やそう! と言うものです.これはロケットの大型化が為されたこと, 冷戦時代の名残を有効利用する中小企業の商売が 成立し始めたことが貢献していると思います. このEUROCKOTも元々はミサイルです. ちなみにお値段はこちら.http://www.astro-r.co.jp/rocketj.html 1衛星1~数機能なので,他コンポーネントとの噛み合いを 考慮する手間が省けます. それでいろいろやらせるのは良いことなのですが, さて使い終わった衛星をそのままデブリとして放置させて 良いものか?と言うことで,その廃棄としてエアードラッグとか 単に軌道速度を減速させるとか,いろいろ言われています. 他には,宇宙研の先生は,手のひらサイズのピコ衛星を沢山ばら撒き, 1つに1つの機能を持たせて編隊飛行させ,恒星間を航行させる,と言う 構想をお持ちの方もいらっしゃいました. 2)「マイクロシッププロジェクト」という名称は存じませんでしたが, マイクロ/ナノ衛星は,現在世界的に流行っています. というのも,世界的にロケットが大型化し,大型衛星を複数格納しても まだフェアリング内には隙間が残存しますので,せっかくだから 有効利用しようと言うものです. 今後は多くのこういうマイクロ/ナノ衛星が打ち上げられるでしょう. 目的は多くのユーザーによって自由度はかなり高いと思います. 3)ええと,確か創価大学の先生がCubeSat搭載用の アンテナについて研究されていますから,そういうこともあるのだと思います. ご参考までに,日本でこういうこと取りまとめている アストロリサーチのURLを示しておきます.
お礼
有難う御座います。 >ご参考までに,日本でこういうこと取りまとめている アストロリサーチのURLを示しておきます. 日本にもこうゆう会社があるんですね。 日本で宇宙ビジネスが本格的に軌道に乗る 足がかりになるといいと思います。 ただ、知り合いとメールでこの件を話して いたら、少なくても東京の方じゃ、テレビでも 新聞でもこの打ち上げ成功の話なんかやって ないと聞きました。知り合いと言ってもたった 二人からの情報なんで、たまたま見てないだけ かもしれませんが。 私はテレビが家にないので、確認のしようも ないのですが、本当なら残念なことです。