- ベストアンサー
”おてんとさまが見てる”とか、”お天道さまは騙せない”って口語で言いま
”おてんとさまが見てる”とか、”お天道さまは騙せない”って口語で言いますが・・・ 単にお日様(太陽)と考えていたら、WEB上の解説には、太陽=神ということに由来 すると書かれているものもありました。 拙い歴史?認識だと、日本人の太陽神は「アマテラスオホミカミ」で、決っして お天道さまなどと呼んでいなかったと思っていたのですが・・・。 お天道様=アマテラスオホミカミなのでしょうか?諸説あってもかまわないので、 教えていただければと・・・。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>太陽=神ということに由来すると書かれているものもありました。 これは「お天道様=太陽を神格化したもの」と言う意味です。 「太陽=太陽神」ではありません。 >拙い歴史?認識だと、日本人の太陽神は「アマテラスオホミカミ」で、決っして >お天道さまなどと呼んでいなかったと思っていたのですが・・・。 そうですね。 >お天道様=アマテラスオホミカミなのでしょうか? 違います。 貴方は 「お天道様=太陽」 ↓ 「太陽=神」 ↓ 「太陽=神」から「太陽神」を連想 ↓ 「お天道様=太陽神」←ここが誤り ↓ 「日本の太陽神=アマテラスオホミカミ」 ↓ 「お天道様=太陽神」+「日本の太陽神=アマテラスオホミカミ」=「お天道様=アマテラスオホミカミ」 と思ってしまい「そりゃ違うだろ」と思った訳です。 「太陽を太陽神として扱う」のと「太陽を神格化して扱う」のは「異なる」のです。 「太陽神」とは「太陽を司る神」であって「太陽そのものではない」と言う事に留意して下さい。 同様に「ポセイドーン」は「大洋を司る神」であって「大洋そのものではない」ですね? 同じく「ルーナ」は「月を司る神」であって「月そのものではない」ですよね? そういう訳で「お天道様」は「太陽そのもの」であって「太陽を神格化したもの」です。 そして「アマテラスオホミカミ」は「太陽を司る神」であって「太陽そのものではない」のですから「アマテラスオホミカミとお天道様は異なるもの」です。 「司るモノ」と「司られるモノ」をゴッチャにしてはいけません。
その他の回答 (1)
- MandM
- ベストアンサー率31% (15/48)
うろ覚えで申し訳ありませんが、中国の天の思想が輸入され、西郷隆盛などが天道ということばを使っていたという話をどこかで聞いたような気がします。
お礼
ありがとうございます。検索すると、 「廟堂に立ちて大政を為すは天道を行ふものなれば、些とも私を挟みて は済まぬもの也。」佐藤一斉の「言志四録」 を抜粋して用いていたって書いてありますね。この場合はお日様とは 関係なさそうですが・・・こんな使い方もあるのかと驚きました。
お礼
回答、ありがとうございます。迷宮の入り口、その1までは 明快に解説いただき、感謝・感激です。 その2の疑問は、岩戸に閉じこもった話は誰でも知っているぐらい 「司る」側=アマテラスオホミカミは有名なのに、「司られるモノ」 を神格化した歴史などあるのだろうか???そう思うわけです。 神道や仏教以外は、ほとんどマイナーであったと思う日本に歴史で、 そんなマイナーな神格化した事案が一般的な日本語になったのか? それとも、神道や仏教以外にも、日本語に大きな影響力を持った 宗教観が存在したのか??迷宮の中でとまどってもおります(汗)。