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クルソン山の語源について

クルソン山の語源について 西日本各地にくる倶留尊山とか狗留孫山とかクルソンとよぶ山があります。 私は最初は、韓国語の「クロッソヨ」(そうだの意)の連体形のクロスンではないかと推測し、渡来人の痕跡だと推理していたのですが、最近どうも仏典(法句経、華厳経、法華経など)からきていることを知りました。 過去七仏の毘婆尸仏(びばしぶつ)、尸棄仏(しきぶつ)、毘舎浮仏(びしゃぶぶつ)、拘留孫仏(くるそんぶつ)、倶那含牟尼仏(くなごんむにぶつ)、迦葉仏(かしょうぶつ)、釈迦如来までの仏祖の師弟系列の4番目の仏陀だそうです。 そこで質問ですが、他の仏祖たちのゆかりが残る地名や寺名や記念日などはないでしょうか。

みんなの回答

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

 長崎県、島原半島にある、雲仙岳は、三つの峯からなっていますが、その一つが、普賢岳。普賢菩薩(ふげんぼさつ)、梵名: サマンタ・バドラ (????????? [samanta bhadra])の名がついています。  またもう一つは妙見岳とよばれ、妙見菩薩(みょうけんぼさつ)の名がついています。  仏祖かどうかは知りませんが。

seastar3
質問者

お礼

核心に近い回答がないままに質問してから2年あまり経ってしまい、SPS700さんには失礼ながらベストアンサーをつけないままでした。まずはお詫びしますが、考え続けてきた結果、一つの可能性を発見しました。 結論を言えば、渡来人の秦氏の痕跡です。 倶留孫仏は拘留秦佛とも書き、秦の字を含みます。この分布地図上の5か所はそれぞれ秦氏所縁の地です。 1 鹿児島県 黒尊岳   島津氏の祖先が秦氏説あり 2 高知県  黒尊渓谷  幡多(はた)郡という地域の近く 3 山口県  拘留孫山  周防が隋書倭人伝の秦王国の比定地 4 兵庫県  具留尊山  赤穂市の大避神社に秦氏上陸の伝説 5 奈良県  倶留孫山  葛城地方が秦氏の根拠地 ハタという音の通り、織布の他に養蚕、酒造、測量、土木などの技術集団として古墳時代の日本を開発していった痕跡が、このような暗号めいた地名に込められているのではないでしょうか。 もちろん秦氏にまつわる伝承は広い範囲に分布していますから、偶然重なっているのかもしれませんし、正確にその地名の場所に集中して住んでいたわけではないでしょう。完璧な答ではないでしょうが、とりあえず、長年の謎に一つの仮説が出せたことで多少納得できました。 ちなみに、以下のURLの私の古代史の考察レポート「幻の天神の探求」の後の研究で、古代の天体観測の主を探るなかで、この秦氏に行き当たったのでした。 http://seastar.la.coocan.jp/OverloadQuest2011.pdf SPS700さんも忘れた頃のお礼で戸惑われることでしょうが、私の小悟だけでなく、SPS700さんにとっても何かの契機になるものかも知れません。

seastar3
質問者

補足

SPS700さん、情報どうもありがとうございます。妙見菩薩は北極星のシンボルであり、法輪の中央であり輪廻の要のイメージなのでしょうね。神仏にあやかった名称が洋の東西を問わず、確かにあり、仏教系では、高速増殖炉もんじゅまで命名されていますから、人の中にありがたがる心があるのでしよう。 それで、私がふと思ったのは、なぜ釈尊の曾祖師にあたる拘留孫仏をさりげなく地名に残していったのだろうかということです。師匠の迦葉仏(カッサバ)でもなく、最初の毘婆尸仏でもなく中心の拘留孫仏をなぜ取り上げているんでしょうか。 諸国巡礼していった山伏のような人々が伝えたのでしょうか。また、このことに何かメッセージ性があるような勘が働くのです。この過去七仏にまつわる民俗学的な情報がありましたら、どうぞ教えて下さい。

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