字で伝わるか不安ですが、やってみます。
円外のある点Pを通り、円に接する2本の直線l,mを引くとする。
このとき、l,mと、もう一つの直線で、円に外接する三角形を作るとき、
面積が最小になるものは、l辺とm辺が二等辺三角形になるものである。
証明:
Pと、円の中心を通る線を引く。これはl,mでできる角を
二等分する。この線をnとする。
直線nと円の交点で、Pから遠い方をAとする。
Aを通り、nに垂直な線をrとする。
直線l,m,rで二等辺三角形ができる。
ここで、Aを通り、rと角度がある直線sを考えてみる。
直線l,m,sが作る三角形の面積は、l,m,rで作る三角形の面積よりも大きい。
なぜならば、rとsを重ねて書いてみると、
三角形の面積の減少分より増加分が多いからである。
(ここは図を書いてください)
そして、円に接する直線tを書いてみると、
点Aを通るもの以外はrに対して角度がある。
直線l,m,tが作る三角形の面積は、
tに平行でAを通る直線t'とl,mが作る三角形の面積より大きい。
よって、l,mを2辺として作る三角形のうち、
面積最小なものは直線rをもう一辺とするものである。
さて、円に外接する不等辺三角形があった場合、
その一辺を取り直して二等辺三角形にすることによって
さらに面積の小さい三角形を出すことができる。
これに対し、正三角形では、その作業ができない。
正三角形以外はさらに面積の小さい三角形を導く方法があるのに対し、
正三角形はその方法がないので、
正三角形が、円に外接する面積最小の図形である。
(↑このへんが説明としてあやしいんだけど…)
微分を使った方が説得力があるかもしれませんね。(^^;;;
お礼
お礼がおそくなってしまいすみません。度々の回答ありがとうございました。こんなに計算過程がありましたとは・・・。でも、分かりやすく教えてくださったので、自分でも何とか解けそうです。 本当にありがとうございましたm(_ _)m