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「それは彼に会えばわかることです」「それは彼に会えば分かるのです」両者とも正しいですか その違いはなんですか
「それは彼に会えばわかることです」「それは彼に会えば分かるのです」両者とも正しいですか その違いはなんですか
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まず、文法構造自体が違うのでしょうが、それはさておき。 「わかるのです」は「わかるんです」と意味的にはほぼ同じ。 で、修飾されている言葉を省いて土台の部分だけ残すと、 前者・・「それは、ことです」 後者・・「それは、わかるんです」 という風に、何を結論にするかが違います。 前者の方が「こと」に結論を置いているぶん、「彼と会った時に起きることに注目すべき」といったニュアンスが強いです。「この件に関しては、私にはこれ以上何も出来ない」という風な、責任を放棄して突き放した印象にもなるので、使うには注意が必要です。(必ずそうなるという訳ではないですが。) 一方、後者は言葉通り、「彼に会えばわかる」以上の意味は感じられません。ただ、突き放した意図は無く単に「彼に会えばわかる」と言いたい場合は、「彼に会えばわかると思います」等という風に少し謙虚に言う方が自然ですね。 例: 「契約書を読めばわかることです。」 裏には「これ以上私に言えることは無いので、聞かないで欲しい」あるいは、「読めばわかることのはずなのに、何をグダグダ言っているの」「読んでもいないくせに、この時点で口出しするな」・・といった、突き放したニュアンスがあります。
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- tjhiroko
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回答がつかないようなので、ちょっと書かせていただきます。 まず、両者とも正しいです。ただ、ごく普通の会話では、後者の方はあまり使われないかもしれませんが。私の受けるイメージですと、テレビドラマなどでの上品で知的な女性のセリフといった感じですね。 ●「それは彼に会えばわかることです」 こちらは、すでにいろいろな状況からはっきりしていることではあるが、相手がそれを認めようとせず、「彼」に会えば相手も間違いなく納得するであろう、というときなどに使いますね。 「私の言うことをウソだと思っているのでしょうが、それは彼に会えばわかることです」といったような具合です。 ただの「彼に会えば分かります」よりも、ちょっとイライラ感とか相手を非難する気持ちが込められた感じでしょうか。 ●「それは彼に会えば分かるのです」 真相が未解決の事件で、その真相を知っているのは彼だというようなときに使いそうです。 「私も本当のことを知りたいのですが、それは彼に会えば分かるのです」 こちらは「それは彼に会えば分かります」よりも気持ちが強められた表現かもしれません。 また、こういう状況でも使うかもしれません。 いくら説明しても相手が納得しないときに 「あなたもしつこいですね。繰り返しますが、それは彼に会えば分かるのです」 後者では【上品で知的な女性のセリフ】のイメージを受けると言いましたが、それはなぜかというと、「分かるんです」ではなく「分かるのです」となっているからでしょうね。普通の一般人の会話では「分かるんです」式の言い方をしますので。