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役員への返済
3年ほど前に会社を起こしました。そのときに会社で使用する工具や車両の購入時に個人のお金を100万円ほど使用しました。経理上は役員借入金としています。今年の決算で、100万ほど利益が出そうなので、この100万円を返済金に当てたいのですが、可能でしょうか?
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返済に充てることは可能ですが、借入金の返済は経費になりませんので、利益は100万円のまま変わらず税金がかかります。
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noname#187999
回答No.2
役員借入金の返済の原則的な考え方は、現預金が利益以上にある事、資金繰り上運転資金に影響が出ない事、利益に対する各税の納付余力を持っている事を原則的に考えるべきです。 貸借対照表や損益計算書等の財務諸表で、利益とか欠損とかは何を意味しているかというと、財産が増えた(利益)か、減った(欠損)かを示しているに過ぎません。 極端な言い方ですが。 財産すなわち、貸借対照表の借方の数字だけが実際に存在する財産で、現預金や土地・建物・什器備品といったものが増えたか減ったかなのです。 これは税理士でも理解していない人もいます。 貸借対照表の貸方や損益計算書は別の観点から、財産を捉えようとして中世イタリアで考案された方法です。 もう一度いいますが、財産は貸借対照表の借方の数字だけが実際に存在する財産です。 その中で特に現預金にそれ相当な余力が無い限り、役員への返済はすべきではないでしょう。 違う言い方をすれば建物・什器備品が増えた結果利益が出て、現預金は減っている等と言う事の無い様に注意すべきです。 毎年利益を出しながら、計画的に預金積み立てを実施(金融機関に対しても有利になる事が多い)し、十分な余力をもって返済すべきと思います。
質問者
お礼
回答ありがとうございます。 大変ためになりました。
補足
回答ありがとうございます。ということは、100万円返済して、利益0円ということではなく、利益100万から税金が引かれ残った金額しか、返済にまわせないということですかね。