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お礼弾む!!俳句などで利用される「五七五」とは漢詩からきたといいますが

お礼弾む!!俳句などで利用される「五七五」とは漢詩からきたといいますが 漢語とはなんですか? 又、「五七五」とは元々(漢詩以前)何からきているのですか? 更に、神道の世界では「一.三.五.九」が縁起がいいとして祝儀に使用される数だそうですが、 それは、俳句などに利用される「五七五」と何か関係があるのですか? 五七五と 七五三 七草 七夕… 等、日本の古来からの行事等との関係を教えてください。 (五七五と関係の少しでもある、行事や文化、習慣をたくさん教えてください!) お礼は弾みます!!

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回答No.3

   韻文の韻律 ~ 奇数に見せた偶数の拍子 ~    四拍子や八拍子の「休止符」を数えないので「七五調」なのです。  古代中国の思想「陰陽五行説」にもとづき、偶数より奇数を尊びます。  以下、俳句・和歌・いろは歌(四句の今様)・万葉の代表作です。    古池や 蛙跳びこむ 水の音 ── 芭蕉 「ふるいけや・・・かわずとびこむ・みずのおと・・・」(五+七+五=17)  123412341234123412341234(4×6=24)    123456781234567812345678(8×5=40) 「こころなき・・・みにもあわれは・しられけり・・・  しぎたつさわの・あきのゆうぐれ・」 (五+七+五+七+七=31)  心なき身にもあはれはしられけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ ── 西行   「いろはにおえど・ちりぬるを・・・わがよ・たれぞ・つねならむ・・・  ういのおくやま・けうこえて・・・あさき・ゆみみじえいもせず・・・」  123456781234567812345678(8×8=64)   (七+五+三+三+五+七+五+三+四+五=47)  色は匂へど 散りぬるを 我が世誰そ 常ならむ   有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず ── 定家    烏玉の夜のふけゆけば久木生ふる清き河原に千鳥しば鳴く ── 万葉集  123456781234567812345678(8×5=40) 「ぬばたまの・・・よのふけゆけば・ひさきおうる・・  きよき・かわらにちどり・しばなく(五+七+六+三+四+三+四=32)   ── 十二支の陰陽は、子から数えていき、奇数番目は陽、偶数番目は 陰となる。十干と十二支が組み合わさるとき、陰と陽の組合わせはなく、 陽と陽、陰と陰の組み合わせのみとなる。そのため、10×12=120とは ならず、半分の60通りになる。甲寅はあっても乙寅はない、乙卯はあっ ても甲卯はない。── (Wikipedia)  

その他の回答 (2)

  • tadagenji
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回答No.2

#1です。 五七五七七いわゆる七五調というのは、日本語のどんな言葉も語尾が必ずaiueoと発音し終わり、漢詩や英語の詩のように韻を踏(同じ音)めなくきれいに聞こえないことから、日本人が考え出したものです。 五七音あるいは七五音区切りにすると綺麗に聞こえるのです。 ときはいま あめがしたしる さつきかな(連歌の発句)のように言葉の語尾に韻はありませんが、流れるように聞こえるでしょう。 神事や行事はあとからくっついたものです。 なぜならば奈良時代の万葉集や平安初期の古今集は全て五七調の短歌でできています。

applebeya
質問者

お礼

分かりやすい回答有難うございます!! 五七調の蓮歌は確かに流れるように聞こえますね!!

  • tadagenji
  • ベストアンサー率23% (508/2193)
回答No.1

ちがうでしょう。 漢詩はご存じのように語尾の韻の使い方を重視する短文ですが、 日本の長歌、短歌、俳句、川柳は大和ことばが固定化したものと言われています。 日本最古のアンサンブル歌集である万葉集などにその傾向がよく見えます。 長歌の前部が独立したものが短歌で、 短歌の楽しみ方に連歌と言うものがあり、 その発句が独立したものが俳句です。 奇数がいいとかの類いは、後世の研究家達の後付けでしょう。

applebeya
質問者

お礼

わかりやすい回答ありがとうございます!! 五七五と日本文化の関わりもぜひ教えてください!!

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