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オートクレーブの際にピペットチップ箱をアルミで包む意味は?
単純な質問なのですが、ピペットチップを箱に詰めた後、オートクレーブで滅菌しますが、滅菌の際にアルミでチップ箱を包みますよね。 このアルミで包む意味はなんなのでしょうか? オートクレーブ中に箱の蓋が飛んでしまわないためとか、オートクレーブ内の水が掛らないとかの理由かもしれませんが、オートクレーブ後に乾燥させる際にこのアルミがあると箱に付いた水滴がアルミに邪魔されてなかなか乾燥できない時が多いです。 このアルミで包むということは、何か意味があることなのでしょうか? あと、みなさんの研究室では、滅菌後の乾燥をする際にアルミは外して乾燥させていますか?(チップ箱を包んでいるアルミを外した方が乾燥が早く終えそうな感じがするので…) 初歩的な質問ですみませんが、よろしくお願いいたします。
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- shion_0080
- ベストアンサー率33% (1/3)
私の所属していた研究室では、クリーンベンチの中で使うのでアルミで包んでいました。 確かに乾燥はし難いですよね…。 理由はクリーンベンチを使っていない時のUVでプラスチック製のケースやチップが傷んでしまうからだと教えて頂いた記憶があります。 うろ覚えなので、あくまでも参考程度に。 研究室の先輩などにさりげなく聞くのもいいですよ。 聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥、とも言いますしね。
- prumin
- ベストアンサー率71% (66/92)
オートクレーブでは,高温の蒸気で器具・培地を殺菌します。 そのためラップなどで密封してしまうと,蒸気が入り込めず,滅菌の効率が落ちます。 (以前に所属していた研究室では,同僚が実験して検証していました) で,アルミで包む意味ですが,チップ箱をクリーンベンチ内で使用する場合に特に意味があります。 クリーンベンチ内にはなるべく汚染されたものを持ち込みたくないので,チップ箱の表面も無菌のまま持ち込めるようにアルミで包み,ベンチに持ち込む時に外すことがあります。 ただいずれにしても研究室ごとのスタイルがあり,また研究室内で万一チップの貸し借りなどする場合にも問題ないように,ルールは統一してあった方が便利だと思います。
お礼
pruminさん、ご回答ありがとうございます。 なるほど、オートクレーブの仕組みを考えると密封してしまうと十分な滅菌が得られないのですね。 ピペットチップ箱をアルミやサランラップで包むには意味があるのですね。確かにクリーンベンチ内での使用に関しては一理ありますね。 とても勉強になりました。 ありがとうございます。
- rakujin
- ベストアンサー率38% (34/89)
追記です。 サランは、低温のと高温のがありますので、間違わないようにしてくださいね。 どちらもスーパーで売っています。そんなに極端に値段は違いません。 (勿論高温用のを買ってください。レンジ可とか書いてあると思います。)
お礼
rakujinさん、追記ご回答ありがとうございます。 サランラップには低温と高温があるのですね。知りませんでした…。 研究室のサランラップを見ると140℃までOKでした。 一度、ピペットチップ箱をくるんでみます。 ご教示ありがとうございます!
- lunatism
- ベストアンサー率33% (197/594)
kazu-22さん、こんにちは。 オートクレーブをかけると、アルミホイルの輝きが失せますので、オートクレーブ済か否かが、すぐに分かると教えられました。 ご参考までに・・・
お礼
lunatismさん、ご回答ありがとうございます。 確かにオートクレーブを掛けるとアルミの輝きが失われて滅菌済であることがわかりますね。 私の研究室では、アルミで包んだ後に滅菌確認テープ(滅菌するとテープに縞模様が現れて滅菌済であることがわかるテープ)を張り付けています。自分ひとりでピペットチップを使用するならば、別に滅菌確認テープを貼らなくてもいいかもしれませんね。 ありがとうございました。
- rakujin
- ベストアンサー率38% (34/89)
質問趣旨からは、はずれますが、私は、オートクレーブの際、箱をサランラップでグルグル巻きにしておりました。(過去形なのは、現在研究をしておりませんので) ご指摘のように、アルミだと、水滴が入って乾燥するのに時間がかかったりするので、コンタミの原因にもなりかねませんね。サランだと、まず水滴が入ることはありませんので、オートクレーブした直後でも、使用可能です。 私の場合サランは通常縦方向二回と横方向二回巻きで、不都合なことは起きませんでした。
お礼
rakujinさん、ご回答ありがとうございます。 サランラップという方法があったんですね。先入観から滅菌121℃でサランラップは溶けてしまうとてっきり思っていました。勉強不足でした…。 確かにサランラップでぐるぐる巻きにしてオートクレーブを掛けるとピペットチップ箱に水滴が入る隙間がないですね。滅菌後、すぐにチップを使用できるのもメリットが大きいですね。とても勉強になりました。 ありがとうございます。
- elpkc
- ベストアンサー率53% (626/1160)
使用するまでに、外側はオートクレーブから取り出した瞬間から 汚染が始まりますが、包んでおけば、使用時にカバーを外せば、 中は無菌状態であるからです。 例えば、蒸気滅菌用やEO滅菌用のの片側が紙でもう片方が透明な滅菌袋て有りますよね。それなんかは手術器具なんかを入れますが、袋を開封するまでは中身は無菌を保っていますよね、そのような意味合いですね。 アルミは面倒なので、その滅菌バックに入れて滅菌しています。
お礼
elpkcさん、ご回答ありがとうございます。 滅菌バックと同じ役割なんですね。確かにアルミは面倒ですよね。。。綺麗に包めないし、すぐに破れますし。 勉強になりました、ありがとうございます。
回答になってないかもしれませんが… 私はアルミで包んでません。 というか、オートクレーブの際にもアルミで包んでません。 オートクレーブの機種(?)の違いなんですかね?
お礼
mamimu-さん、ご回答ありがとうございます。 アルミで包まなくてもOKなんですね。 研究室では、TOMYのオートクレーブを使用しています(http://bio.tomys.co.jp/products/autoclaves/slide_type/index.html)。 ごくごく一般的でどこの研究室でも使用されていそうな機器です。 私の大学だけアルミで包む習慣があるのかもしれませんね。 ありがとうございます。
お礼
shion_0080さん、ご回答ありがとうございます。 確かにUVにプラスチックをさらしていると劣化しますよね。 私の研究室では、クリーンベンチで使う際にはピペットチップ箱に70%エタノールを吹きかけてからベンチに入れるようにしています。 隣の研究室の先生に聞いてみると、オートクレーブの際はアルミに包まずにテープで蓋を固定しているだけだそうです。 それぞれのやり方があるのですね。 「聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥」ですからね、いろいろな先生にお話しを聞いてみます。