環の準同型と剰余環について
Zを整数環、AとBを可換環、Hom(A,B)をAからBへの環の準同型写像の全体の集合とします。
A ~= BをAとBが同型だという記号とします。
質問1
f(x,y)∈Z[x,y]とするとき、I=(f(x,y))はZ[x,y]のイデアルです。
ある本に、
Hom(Z[x]/(F) , A) ~= {a∈A | f(a)=0} (F∈Z[x])
とあるのですが、多変数については「同じことが成立する」としか書いていません。
これの類推は、
Hom(Z[x,y]/I , A) ~= {a , b ∈A |f(a,b)=0}
でよいでしょうか?間違いなら、なにが同型でしょうか?(できれば証明付きで)
質問2
g(x),h(x),a(x)∈Z[x]とします。Z[x]のイデアル
J=(g(x) , h(x))=g(x)Z[x] + h(x)Z[x]
について、剰余環Z[x]/Jの元はとして、
a(x)+J、つまりa(x)+g(x)Z[x] + h(x)Z[x]
乗法の単位元は
1+J
加法の単位元は
0+J = J
であってるのでしょうか?
特に質問1はネットで調べてもあまり出てきません。調べ方のコツか何かありましたら、あわせてご教授願います。
補足
すみません、Rを可換環、SをRの部分環、IをRのイデアルとする。 R⊃S+I:={s+a|s∈S,a∈I}とおく。 が正しい問題です。