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日本人の淵源
日本人の淵源という場合(それを引き合いに出す場合)、やはり直接、或いは間接に現代に続く日本人を考えると存じます。 http://www.asahi.com/science/update/0204/SEB201002040007.html に於きまして、この記事の記述者である編集委員・中村俊介さんは、この記事で、「日本人の起源論に大きな影響を与えるとみられる。」という記述をしています。 質問: この発掘に関る人骨の人とその一定の方々がどの程度、日本人の淵源(「起源」)の問題に関係してくるのでしょうか?
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こんにちは。 (1)日本人のルーツは、某大学(ごめんなさい、名前は忘れました)の研究チームが、約10,000人を対象としてDNA鑑定をした結果、「北方系」と「南方系」の2種類に分かれている。その境は東海地方である。 と、言う報告を見たことがあります。 (2)しかし、「北方系」と聞くと、ピンと来るのが、ロシア辺りかな・・・。 「南方系」と聞くと、東南アジアかな・・・。 としか思い起こせないのですが、 (3)今回の発見で、東南アジアと言っても広い範囲ですので、実際に、どこの国の民族が渡ってきたのかが、解明できる糸口が見つかった、と言うことではないでしょうか。 (4)そして、それが解明できれば、時代は下ってきますが、「魏志倭人伝」の卑弥呼の邪馬台国がどこにあったか、くらいまで判るかも知れませんね。 (5)また、日本人はいつから、この日本に住むようになったのか、によって、日本における「縄文時代」の年代も書き換えられるのかも知れませんね。 そういった意味で、ロマンをかきたてられる記事だと、私も新聞で読みました。
お礼
ありがとうございます。 日本人の起源という語の使用にも少し引っかかったのですが、日本人というと私たちに繋がるルーツという観念と大陸からの経路、沿岸からの経路という中で、この人骨がその二つの流れに関係があるのかなどと、存じた次第でした。 ありがとう御座いました。