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Web上の記事を引用することについて
こんにちは。私は現在、学生で、一人暮らしをしていますが、今年から新聞を取るのをやめました。というのも、大まかな出来事についてはネット上(たとえば各新聞社のWebサイト)で簡単に確認できるようになりましたし、読みたければ近くの図書館で読めるからです。 そこで、最近よく思うのは、論文における、ネット上の記事の引用についてです。誤解がありましたらすみません、論文の種類は、学術でも小論文でも何でもいいんですが、一般的に、日本では、ネット上の記事が引用されている論文は少ないように感じます。これはなぜでしょうか? たとえば、<○○庁の発表によると、わが国の年間自殺者数は、5年連続で3万人以上を記録した。そのうち中高年層の自殺は○○%と増加傾向にあるようだ>(○○新聞、2003年○月○日付)という風な引用形式を取っている場合が多いと思います。 しかしそういう事実報道の記事だったら、ネット上でいくらでも拾えます。たとえば朝日新聞だったら、Asahi.comという具合に。先の記事でしたら、<○○庁の発表によると、わが国の年間自殺者数は、5年連続で3万人以上を記録した。そのうち中高年層の自殺は○○%と増加傾向にあるようだ>(1)と番号をふり、 (1)http://oshiete.goo.ne.jp/ としても一向に構わないと思うのですが、いかがでしょうか。やはり、論文の体裁として悪い(おおげさ)に見えるのでしょうか。ネット=ゴミ情報=不信というイメージがあるのか。記述はおおげさでも、検索ははるかに容易なわけですが(ここでは「事実報道」に関して)。 みなさまのご見解を聞かせてください。
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質問者が選んだベストアンサー
#1の方がおっしゃられるように、また、質問者さんもお気づきのように、出典情報は、あとになって「確認」される可能性の高いものですので、後追いできることが前提だと思います。 現在のネット世界では、消えてしまっている情報も少なくありません。 紙媒体と両方あるのであれば、紙媒体の情報を出典として優先したほうがいいでしょう。 図書館などの公共施設での所蔵が期待できますし。 ただし、今後は変化していく可能性が高いでしょう。 ネットでしか公表されない情報も増えていますし、また、ネット上の有用ページを蓄積していく方法も試みられています。 下記URLは、今後のご参考になるかと思います。 ■質問:公の統計データを広告に使いたい http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=513702 ■科学技術情報流通技術基準 参照文献の書き方 http://www.jst.go.jp/SIST/handbook/sist02/index.htm →SIST02suppl. 参照文献の書き方(補遺) 電子文献参照の書き方
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- DreaMMaster
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科学技術振興事業団の科学技術情報流通技術基準(SIST : Standards for Information of Science and Technology)には非常に細かい引用の手法が書かれています。 参考URLに挙げておきますのでご一読を勧めます。
- 参考URL:
- http://www.jst.go.jp/SIST/
お礼
このサイトは、すみまでじっくり目を通しておきたいと思います。 ありがとうございました
- lequeos
- ベストアンサー率54% (308/566)
他の方の回答とは異なる点も指摘しておきます。 それは、基本的に、新聞社のサイトは「紙」に載せる記事を流用しているという点です。それだけで、二次情報が三次情報となり、その分、資料としての価値がわずかながら落ちます。論文においても、出典はやはり、できるだけソースに近いことが尊重されるでしょうから。 それに、「いつの時点の資料か」が特定されないことも、ネット上の情報の引用が難しいことの原因の一つだと思います。新聞だと「○版」、書籍だと発行年や刷数が確定しますけれども、ネット上の情報はそれが難しい。しかも書き換えることは容易ですからね。 もっとも、日本の論文はともかく海外のそれは、かなりウェブ情報もふつうに載せるようになってきていますから、日本もいずれそうなることでしょう。でもその場合でも、サイトによってその資料の価値が判断されることになる(たとえば、http://oshiete.goo.ne.jp/よりは、http://www.asahi.com/が、さらにそれよりはhttp;//www.kantei.go.jp/の情報が、より資料性が高いという判断をされるでしょう)訳ですから、検索で見つけたものをそのまま引用する、なんて暴挙はいずれにしてもできませんけれども。
お礼
ありがとうございます。 >しかも書き換えることは容易ですからね。 これも見落としてはならない点だと思いました。 それと、ネット上で適当に検索をかけたソースを、コピー&ペーストしてレポートを書く同胞をよく見かけますが、これも暴挙でしょうね。それを見抜けず、というか黙認して優を与えるのも暴挙だと思いますが。
- tararanchan
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個人的な見解ですが・・・。 ネット上の情報は、信頼されるにせよ、されないにせよ、いつもそこにあって、見ることができるとは、限らないからでは、ないでしょうか? 特に、新聞情報は、毎日、更新されるわけで、サイトのアドレスが、書かれているだけの情報では、何月何日の情報がわかりません。 論文を読むときには、大変重要な情報と思われますが、いかがでしょうか?
お礼
そうかやはり、その点が問題になりますか。言い忘れましたがもちろんきっちり年月日も書きますが、たしかに、そのページが消えたのでは、「証明」できませんね。また記事はデータベースとして、かなりの年月分が検索可能な状態におかれますが、一定年数以上の古い記事を閲覧するためには、料金を支払わなければなりませんしね。 それに今気づいたことですが、よく考えてみれば、新聞社のサイトに掲載されているその日その日の記事は、その日発行された新聞記事の内容と対応していますね。引用したい場合は、あとでそれを確認して○○新聞○日付けと書けばいいわけですね。ちょっと頭悪かったようです。 ただ、たまにURLが掲載されている論文もみかけます。あれはどうしているんでしょうか。けっこう有名どころの研究者の論文でした。なかには、URLで埋め尽くされた論文もありましたが…まぁ、たまには良いが、ほどほどにしろということでしょうか。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 gazeruさんは、http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=587436 でも回答されていましたね。大変参考になりました。こういった面からも、今後のインターネットの発展は期待できるものがありますね。 また機会がありましたら、よろしくおねがいします。