- ベストアンサー
芳沢謙吉について
1932年、満州事変さなかに就任した外務大臣とは、芳沢謙吉のことですよね?彼の外交のニックネームおよび外交の内容について、簡潔に教えてください!もし該当するURLがあれば、教えてください!
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1932年に就任した外務大臣は、 犬養内閣の外相を勤めた芳澤謙吉、 首相兼外相として就任した斎藤実、 その後斎藤内閣で外相を勤めた内田康哉 の3人です。 ご質問の芳澤謙吉は、犬養毅(5・15事件で暗殺された文民首相)の娘婿で、外交官を勤めていたところ、犬養内閣成立時に請われて外相に就任しました。 満州国建国等、大陸権益の確保に動く軍部に対して抵抗しましたが、首相は暗殺され、軍部の勢力の伸張をとどめるには至りませんでした。 緒方貞子氏の祖父として近年紹介される機会が見られます。 内田康哉は、陸奥宗光の懐刀として活躍し、西園寺内閣等、五つの内閣で外務大臣を務めた大物で、 「挙国一致、国を焦土としても、この主張は一歩も譲らない…」との議会答弁にも見られるように、 日本の満州における権益を守り抜く強硬な外交姿勢を貫いた、いわゆる「大陸派」の総元締め的存在です。 芳澤とは(あたりまえですが)全く反対側の立場といえましょうか。 ニックネームはよくわかりませんでしたが、 芳澤については下記URLに年表がありました。
お礼
おそくなりまして。本当にありがとうございます!