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“黄泉”
松もとうに取れて、このことばの質問をしても顰蹙を買うこともないかもしれません。 1.“黄泉”は中国伝来の言葉と存じます。無論読みかたはちがうでしょうが。それは正しいでしょうか? 2.“黄泉”を“よみ”と読むのは日本のことばを宛てた(或いは日本の言葉にあてられた故の)、訓読だと存じますが。そうなのでしょうか? 3.中国では、死者の世界をどうして“黄色い泉”というのか、その謂れをご存じ在りませんでしょうか? どうぞよろしくお願い申しあげます。
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>葬儀については、「人は死後魂と魄に分れ、魂は天に昇り魄は地に降る」とされ、 >また「死後脱け出た霊魂が再び戻って憑りつく場所が必要」と考えられたため、 >儒教の影響の強い人々からは火葬は嫌われ、土葬が中心となりました。 http://www2.big.or.jp/~yba/QandA/01_09_14.html >黄は、五行思想で、土を表象しており(Wiki) >皇帝は黄泉(黄色の泉)ではなく、水銀の泉に囲まれているとの伝説があるそうです。 http://homepage2.nifty.com/mino-sigaku/page650.html
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中国で発行された『漢語大詞典』によると,第1義として「地下の泉」,第2義として「人が死後に埋葬されるところ。陰間」をあげていますね。「陰間」は日本の「かげま」ではなく(笑),こちらを引くと「迷信において人の死後に霊魂がいたるところ」とあります。
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ありがとうございます。日本でも草葉の陰ということ、ちょいとして光の角度で異界が現れますね、いえ異界にいってしまいます。 46年勤務した職場に優秀な、たいへん健康的で人格も優れた女性の教授がいました。13年ほど前67ほどでなくなりました。 ちょいとした回転ドアに入り、病気を持つ人になりました。という述懐でした。 黄色は彼らシナ中原では尊貴な色なんですが、所謂る五色では。 そうすると陰間はそれほと忌みするものではないのでしょうかね。 地の下が異界だということは納得できます。 木火土金そして水。中央、中華ですね。金はかねでゴールドではない。土が黄色、ゴールド。黄泉はそういうものでしょうか。
「黄泉」の言葉で好きなものがあります。 「切り札は先に見せるな. 見せるなら更に奥の手を持て」 カッコイイ!!
お礼
よみが深いよりよみすぎかな、不快にならないようにしましょう。 一期一会は出会いへの崇敬と感謝、祈りもあるのでしょうね。 たったひとつの内容ですが、此の世の不可視の光線が照光すると無限の多様性を見せまるかのようです。
- pasocom
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WIKIPEDIAがいつも正しいとは限りませんが・・・。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E6%B3%89 いわく 「黄泉(よみ)とは、死者の世界のことである。もともと日本神話のよみの国があったところの地名夜見から考えると、もともとヨミは夢(ユメ)のことをさしていたとも考えられるとの指摘もある。」 「 漢文で「黄泉」(こうせん)は「地下の泉」を意味し、それが転じて、地下の死者の世界の意味となった。」 「古代の中国人は、地下に死者の世界があると考え、そこを黄泉と呼んだ。黄は、五行思想で、土を表象しており、それゆえに、地下を指すために黄という文字を使ったのである。」
お礼
いや一生懸命読んで、中華中原の方(一文化、一民族では在りませんが)の気持ちを考えています。 ありがとう御座いました。
補足
ありがとうございました。 付記しておけばよかったのですが、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E6%B3%89は訪問参照して、多少の予備知識はありました。 訪問して何度か読んでみたのですが、そして私は何でも丸飲みする性ですが、でもどうも消化して、おなかに落ちていかないのです。 それで質問してしまったのです。 もっと読んでみたいと存じます。ありがとう御座いました。 また、なにかご補足いただけるとありがたいです。
お礼
おぅ、最高のご回答を頂きました。ありがとうございます。 それによく、魂魄というがそれは天界と地界に分かれるとは。それは知りませんでした。 “行”ってものごとの基本要素、ギリシャのタレスなどが水だとか火だとかいうのに類似していますね。五行のそれは、当然そこここの木火土金そして水ではないでしょうが。 インドでは五タットヴァ(西洋人は自分たちの側に解釈して、勝手に複数の“s”などをつけている)。私たちは土、水、火、風、空。と訳しますが、これは五行とは違い(類似)、相克などの連携では在りません。 インドでは火葬か水葬ですよね。 水銀は腐食を抑えてくれるし、帝(みかど)もなにか水銀の水槽に入るとか。水銀って不老不死の外丹にも使うらしいですが、私は内丹しかやっていませんで。 空海の聖域も不思議と水銀や朱の層があるそうですね。 ありがとう御座いました。