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税務調査の結果、会社から借金したことになりました
親戚の会社(一人会社です)に税務調査入りました。 親戚は税理士を付けずに申告書類を製作したため、また帳簿付けもチェックがあまく、追加で税金を払うハメになりました。 ただ、それとは別に、代表者が会社から借金をしたことになっているそうです。税務官から「貸付金-損益修正益」とかかれた振替伝票を渡され、「こうした方が、代表者に所得税がかからないですよ」と言われたそうです。 これって、どういう意味なんでしょうか? 代表者に贈与?みたいなお金があったということでしょうか? わかりづらくてすみません。 ふつう、「貸付金-損益修正益」という仕訳はどういう時に行うものなのでしょうか?
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帳簿上「どっかに行ってしまった金があるぜ」って事です。 じゃぁどうするかってなるわけですが、一つは「代表者が勝手に消費したんだから、給与を払ったとして課税」です。源泉所得税の課税漏れも出ますし、不納付加算税も延滞税もでます。一年間の所得が増えるという事ですかから住民税も増えます。国民健康保険料も増える可能性もあります。幼稚園・保育園に行ってるお子さんをお持ちなら園料が増える可能性もあります。とにかく「所得が少なかった。正しく直す」処理をしますから、あれもこれもが「訂正増」されるわけです。 もう一つの方法として「代表者に貸付してる」という見方をすることです。借金は所得ではありません。返せば済む話ですので、上記のように、あらあらっと負担増が出ることはありません。 貸付金としての処理をしてくださいという指導ですね。 他回答様も言われるように、税務調査官の温情的判断があったのでしょう。 ただ「貸付金ー損益修正益」をそのまま仕訳だとすると、 貸付金の減、利益の増という意味になります。 調査対象期間の前期に「代表者への貸付金」があって、それを回収したということでしょうか。 それだと、どうも(他回答者が言われてるように)おかしな仕訳です。 そうすると調査官の作成した「貸付金ー損益修正益」というのはたまたま振替伝票という「紙」にメモとして書かれただけで、仕訳を表してるものではなく、貸付金と損益修正益という勘定科目を使って、修正申告の後始末をすればよいという意味だったのかもしれませんね。 考えると「謎の深まるだけのメモ」になってますので、一度調査官に「これって借方貸付金、貸方損益修正益という仕訳を今期ですればよいですよって、意味でしょうか。わからなくなったので教えてください」と聞いたらどうでしょうか。仕訳を示したものではありませんと言い出すかもしれませんよ。 相撲ではありませんが、ひとつ物言いをさせてください。 「税理士を付けなかったために、また帳簿付けもチェックがあまく、追加で税金を払うハメになった」と表現されてますが、税理士を付けなかったから追加で税金を払うハメになったわけではないでしょう。 税理士がついてると調査で否認事項が出ない、あるいは出てもなんとかしてくれると思ってませんか。 納税者本人が「甘い帳簿付け」をしてれば、仮に税理士がついていても、税務調査で出るものは出ます。 会社が(仮にです)わざと売上を除外したり、経費を水増ししてて、帳簿操作をしてたら、税理士にはわかりません 税理士がついてるのに追徴金が出た、税理士の責任だという理屈になりかねません。 そのつもりはないでしょうが、一言「物言い」をさせていただきます。
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- ben0514
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売上などの収入の計上漏れでしょう。 収益を増やしても、それが残っていない、使い道が不明となれば、本来は経営者が個人の懐に入れたということでしょう。そうなると、税務調査では役員賞与など経営者個人の収入が増えることになり、所得税などが増えることになります。 しかし、便宜を図ってもらい、一時的にお金を借りた形にし、後に返済すると言うことで処理を考えてくれたのでしょう。 あくまでもお金の貸し借りですから、それぞれが債権者(法人)・債務者(経営者)ですから、贈与とは異なります。 ちなみに法人は贈与を行うと言う考え方はありません。貸し借り以外では、役員報酬や配当などとなるでしょう。
お礼
ありがとうございます。 そういうことですか。。。よくわかりました。
- hgpapa
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この仕訳からは、貸付金が減少して、利益が出たということですから、 借金が減ったということになりますが・・・・ 何か勘違いされていませんか?
お礼
ありがとうございます。他の方がおっしゃるように仕訳をそのまま表したものではなさそうです
- NIJIN12345
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調査官に感謝ですね。 文章を読む限り考えると、売上(収益)のお金を会社に入れず、その親戚(社長)の方が個人的に取ったものがあったと想定します。 つまり通常仕訳では、お金が入金されると「現預金/売上高」となりますが、親戚の方が会社に入れず個人的に取った場合は、「役員賞与/売上高」となり、「役員賞与」は給与所得なので、親戚の方個人でも税金が出て、「売上高」は、会社の方で税金が出てしまう訳です。つまり「役員賞与」=「親戚の方への給与所得」となります。調査官は、その役員賞与を親戚の方がもらったと解釈せずに、一時的に貸していると処理してくれたわけです。会社での税金は出ますが、個人では、お金を借りただけなので税金はでないという事になるのです。 ご質問の「貸付金/損益修正益(売上もしくは収益)」は、会社で収入で計上すべきものを会社の役員である親戚の方が取った場合に行う仕訳ということです。 ※損益修正益→正式名:前期損益修正益です。決算が終わった後に調査が入り「売上高(収益)」が漏れている場合に使用する勘定科目です。(修正は、遡ってするため) つたない説明ですが、参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございます。 そうですが、、つまりは会社にそれだけの現金がないということですね。
お礼
ありがとうございます。 よくわかりました。税務官の温情処置だったわけですね。 あと物言いの件はご心配なく。 税理士にそこまで責任を押しつけませんので。