• ベストアンサー

租税競争をゲーム理論的に解釈するとどうなりますか

今経済学の租税競争を勉強中なのですがゲーム理論がでてきて混乱しています。 地方政府AとBはそれぞれ税率を引き下げないという選択肢と税率を引き下げるという選択肢をもっています。 Aが税率を引き下げないでBも税率を引き下げない時の利得はA50B50 Aが税率を引き下げないでBが税率を引き下げた時の利得はA25B75 Aが税率を引き下げてBが税率を引き下げない場合の利得はA75B25 Aが税率を引き下げてBも税率を引き下げる場合の利得はA30B30 このような場合の時にどう租税競争を解釈するといいのでしょうか

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

まず、Bの選択について場合分けして、Aの選択を考えます。 (1)Bが税率を引き下げない場合 Aの利得は税率を引き下げないと50だが、 税率を引き下げると75となるので、 Aは税率を引き下げることを選択する。 (2)Bが税率を引き下げる場合 Aの利得は税率を引き下げないと25だが、 税率を引き下げると30となるので、 Aは税率を引き下げることを選択する。 (1)(2)から、 Aはどのような場合にも税率を引き下げることを選択します。 同じように、Bもどのような場合にも税率を引き下げます。 よって、A,Bは税率を引き下げ、 お互いの利得はともに30となります。 しかしながら、互いに税率を引き下げない場合、 両者の利得は50になります。 つまり、両者にとって得な選択が選ばれていないということです。 (いわゆる囚人のジレンマです) こんな感じでいいのでしょうか?

mar10goo
質問者

お礼

的確でわかりやすい説明ありがとうございます。  助かりました。

関連するQ&A