- ベストアンサー
「鯖醤」の読みを教えてください。
三島由紀夫の小説「花山院」の中に、「(安倍)晴明は三度の食事もごく少量しか摂らなかった。それも鱒や香魚などの生魚を好まず、鯖醤、蒸蚫などのわづかな量と、四季の果実と唐菓子を好んで摂った。」という箇所があります。この中の「鯖醤」という語が読めません。辞書などで調べたのですがわかりませんでした。流れから考えると、料理の名前かと思いますが、おわかりの方がいましたら教えてください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
「鯖醤」そのものの読みは発見できませんでしたが,リンクしたページでは「鯛醤たいひしお」「雲丹醤うにひしお」と読みがつけてあります。類推すれば「さばひしお」でしょう。イワシなどの魚を発酵させたアミノ酸の多い汁(魚醤)に,サバの身をつけ込んだ食品のようです。
その他の回答 (3)
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
- ベストアンサー率20% (605/2887)
魚醤の一種ですね。 ひかり物での魚醤でしょう。豆の醤油ではない。 これは結構あります。 近江、琵琶湖の近辺では鮒を発行させる食べ物があって、よそ者はとても馴染めないが、この味を覚えたらもうとても美味しい。 そして太平洋沿岸でや特にカンボジアとか、魚製の醤油はもうとても美味しいそうです。 むろん知らない日本人や欧州人なんかは特有のにおいとかでとても口に持っていかれないそうです。 三島のいう鯖醤(さばしょう)は日本人にあったものですね。
No.2の補足です。 リンクしたページでは「鯖醤」ではなく「鯖の魚醤干し」とされていますが,画像でみるかぎり「サバの切り身」です。三島の原文では,調味料ではなく魚料理と読めますから,「サバを発酵させて作った魚醤」ではなく「鯖の魚醤干し」の切り身のほうを意図していると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 とりあえず、「鯖のひしお」と読んでおきたいと思います。 「鯖の魚醤干し」の切り身のことを、一言で言うことばがわかりましたら、またお教えください。
- 3881109
- ベストアンサー率33% (18/54)
調味料らしいです。
お礼
ありがとうございました。 「蒸蚫」(むしあわび)と一緒にならんでいるところから考えると、調味料より それを使った料理の一種かと思われます。
お礼
回答ありがとうございました。 お二人のご回答で、京近辺の魚醤を使った「鯖の切り身」のことだと確信しました。