- ベストアンサー
江戸時代の年収の表現
時代劇とかを見ていると同心の給料というか、年俸(多分)の表現の仕方が、「三十石5人ぶち」とかという表現をしてるのですが、今の金額で言うとどれくらいの価値というか、年俸なんでしょうか?また、その頃の給料としては高かった、安かったのでしょうか?よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
石はお米の量の単位ですが、重さではなく容積の単位です。 10合で1升、10升で1斗、10斗で1石。また、1俵は4斗。 現在の重さによる単位に直すと、1俵は約60kg、1石は約150kgに当たりますが、時代によって基準になっている一升枡の大きさが違うため、一概には決められないそうです。 詳しくは http://www.naozane.co.jp/okome/tani.htm をご覧になってみてください。 ○人扶持も同じくお米の単位ですが、一人扶持は1人当たり1日5合の米の量です。 また、お米の金銭価値も一口に江戸時代と言っても、経済の状況で交換比率が変動しているので、こちらも一概には言えません。 http://www.hbc.co.jp/radio/oshiete/o-020208.html 下記の参考URL欄のサイトは28石5人扶持の江戸町同心の家計簿が出ています。 30石5人扶持よりちょっと少ないですが、参考にはなると思います。 28石5人扶持で、扶持米まで計算に入れて28両。 江戸時代後期の町人の平均収入が20~30両という事ですから、ほぼ平均的と言えるのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございました。大変勉強になりました。