ノルウェイの森、、批判じゃなくて。
様々な所で議論されているのでしょうが、あらためて。
村上春樹のノルウェイの森。
好きな人は好き、
嫌いな人は嫌い、
それは分かります。
ただ、ノルウェイの森は、
世の中の作品と比べて、かなり異質です。
かなり異質な割には、とても人気があります。(割には、ありすぎます。)
それがもし、これまでどんな作家も表現出来なかった表現方法を村上氏がなし得て、多くの者が共感出来たのなら、
村上氏以外にも、同様の表現をする作家が次々と現れてもいい気がします。
(世間の少なくない人々からの共感、賛同を得ているからです。)
なぜ同じような作家が現れないのか、、と言っても、村上氏が好きな人は、「それが村上氏の才能だから。」といいそうですね。
ノルウェイの森がよく分かった、、と言って質問する人達の中には、
ただ批判したくて質問している人もいると思います。
しかし、私のように、こういう気持ちから質問する人もいると思います。
・ノルウェイの森の中身が理解出来ないのではない、自分なんかは全く理解出来ないのに共感していて、しかも絶賛している人達もかなりいることが理解出来ない。
・この歌が好き、あの映画が好き、そんな好き嫌いだけの問題ではない。ノルウェイの森の問題は、決してそのレベルの問題ではないはず。
・作品に共感すると言うのは、その登場人物のどこかが、読み手の現実世界のなにがしかと似ていて初めて成立、つまり共感出来るのだと思います。しかし、ノルウェイの森が理解出来ないもの達にとっては、(おそらく自分だけでなく、)、どの登場人物のどんなものとも共通点を見出していないはずです。
もう、自分でもどう書いてよいか分からなくなりました。
ノルウェイの森が共感出来る者、全く意味が分からない者、
この両者の間の温度差はなんなんでしょうか?
この温度差が少しでも埋まる答えをお持ちの方は、教えて下さい。
批判的な回答はご遠慮下さい。
お礼
正論ですね。 ありがとうございました。