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水理学のマニング式V=1/n×R^(2/3)×I^(1/2)
水理学のマニング式V=1/n×R^(2/3)×I^(1/2)で、n:粗度係数を一定とした場合、 流速Vが最大となる水深比は、円形管きょで約81%、正方形きょで約94%になると思います。 これを式によって証明したいと思いますが、お分かりになる方がいましたら、教えてください。 この本に載っているとかこのホームページに詳しく書いてある等の情報などでも結構です。 よろしくお願いします。
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V=1/n×R^(2/3)×I^(1/2)において、粗度係数nと勾配Iは一定とします。これに径深R=A/Pを持ち込むと、 V=1/n×(A/P)^(2/3)×I^(1/2) となるので、径深A/Pの最大値を求めれば、OKです。ここからすぐわかる事は、径深は潤辺と流量断面積の比なので、流速Vは、開水路(管渠は開水路でしたね)の断面形状と水深だけで決まる、という事です。 そこで添付画像に示したような図を書いて、諦めずに計算すれば、最後には、 r(β)=2(P/A)=a-sinβ/β ※ aは、円形管渠の内径 ※ -π/2<θ<π/2 ※ β=π+2θ ※ 0<β<2π が得られますので、後は、ふつうの微積の範囲で対処できます。ただし極大点のβを見つけるには、 β=tanβ のような式を解く必要に迫られると思います。Excelでグラフを書いた方が、早いです。正方形管渠の場合は、もっと簡単と思います。 要は、径深は断面形状と水深だけで決まるので、断面形状が決まればAもPも水深の関数だという、ただそれだけです。 本ですが、 水理学1と2,椿東一郎,森北出版 (1995/06) をお奨めします。この本は、理論面も実用面もバランスの取れた、非常な良書と思います。ただし絶版なので、Amazonか図書館で探してみて下さい。粗度係数や空力の抵抗係数の、詳しい表まで載ってるものなんて、ほぼこの本くらいしか知りません。 別冊の演習書も付いてます。この問題などは、演習書には載ってる気がします。
土木が専門ですが、水理の設計(樋門の設計とか)を専門にやっていなかったので、マニングの式なんて久しぶりに見ました。 n,R,Iと管路(管渠)について、もう少し説明された方が、回答がつきやすいと思います(自分も忘れました)。だいたい粗度係数なんて、土木以外ではまず出てこないと思います。
補足
式の補足をさせていただきます。 R:径深(=A/P) A:流水の断面積 P:流水の潤辺長 I:勾配 よろしくお願いします。