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万葉仮名はいつから読めなくなったのですか?
以前、万葉集について、ある本で読んだ内容です。『家持の死後、謀反の罪に問われた大伴一族は、家財没収となり、その中に万葉集があり、しばらくしてそれを読もうとしたところ、誰も読める者がおらず、勅命で研究が始まった。』しかし、「記紀」も万葉仮名で書かれていたのなら、なぜ万葉集が読めなくなっていたのか。それとも、「記紀」自体の読み方も一度途絶えてしまったのか。あるいは、その本自体が間違っていたのか。どなたかお教えいただければ幸いです。
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質問者が選んだベストアンサー
万葉集の歌の表記と“万葉仮名”は別のことです。 万葉仮名で書かれたものは読めなくなっていません。 万葉仮名で書いてないものが読めなくなったのです。 「東野炎立所見而反見爲者月西渡」 今はこれをおおよそ 「ひむがしの野にかぎろひの立つ見えて返り見すれば月かたぶきぬ」 のように読みますが、これは万葉仮名で書かれてはいません。 「而(て)」、「者(は)」を訓仮名と見ることはできますが。 万葉仮名とは、今の仮名文字一字一字を漢字で書いたものです。 http://fubako.s150.xrea.com/kanajiten.html
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- momordica
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回答No.1
「記紀」は漢文で書かれているんじゃありませんでしたっけ? 和語の固有名詞などには万葉仮名を用いた部分もあるでしょうけど。 最近、だれも読めないような当て字の名前を子供に付ける親が増えていますが、 万葉仮名で書かれた歌などは、当時の知識階級などから見ると、同じような印象 だったのではないかと想像します。
質問者
お礼
すみません。私の調べ不足でした。「記紀」は漢文だったのですね。どうもありがとうございました。
お礼
早速御回答ありがとうございました。「万葉集の歌の表記と“万葉仮名”」の部分を、私が勘違いしていたのですね。ありがとうございました。