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デザイナーの方に質問です。

私は現在大学四年で、デザイナーを目指し、就職活動中です。 私は多くの人に喜んでもらえる商品を作りたいと思っています。 先日、面接をしてくださった会社の方に、「商品を買って相手がどう思うかは商品を買った人が勝手に感じる事だから、作る側がそうやって何かを与えたい(人に喜んでもらえる商品を作りたい)と思う事はおしでがましいから辞めた方が良いと思うよ」と言われました。 皆さんは、自分が作った商品で多くの人が楽しんでくれたらいいなとか思いませんか? そして、そう思う事はそんなにずうずうしい事なのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • usaty
  • ベストアンサー率41% (248/604)
回答No.1

   デザイナーと言っても色々な分野がありますが 質問者さんはインダストリアルデザインを専攻されているのでしょうか? 商業デザインを『仕事』として考えると、まず クライアントさんからの依頼があってこそ仕事が発生します。 その仕事発生には、色々な要素がマッチしないと成り立たちません。 例えば、デザインを依頼するのですから当然のことデザインのクオリティや 予算、納期も重要です。 原価や、後々にかかるコストを何も考えずに制作するのであれば なんでも作れると思います。 しかしほとんどの場合は、限られた予算の中で、いかにハイクオリティな物を作り出すか、 クライアントの要望をいかに叶えているか、それが重要なのです。 『商品を買った人がどう思うか』ももちろん大切ですが、 それはクライアント側の商品コンセプトでしっかり検討され、予測され、 見えているからこそのデザイン依頼(仕事が発生する)運びとなります。 ですので、質問者さんの『私は多くの人に喜んでもらえる商品を作りたいと思っています。』は 一歩間違えればクライアントの意志や希望を無視して、 デザイナーが好き勝手に制作してしまう危険を感じたのかもしれません。 質問者さんご自信がクライアントで、多くの人に喜んでもらえる商品を作るなら それは立派な事です。 仕事として受けるものには、お金を出しで依頼するクライアントの 存在があってこその『仕事』だと言うことです。 面接をした人の言い方が、少し極端な言い回しのように思いますが、 制作するデザイナーにとってのユーザーはクライアントさんです。 クライアントをとばしてエンドユーザー(実際にそれを買う消費者)の 事だけを考えて制作するのでは、仕事としては?。。。と言う意味だったのではないでしょうか? 商品企画の段階で、消費者がどう思うかはしっかり企画されての仕事で、 デザイナーにとっては、クライアントの目的を果たすことが重要です。 しかし実際は、質問者さんのように、商品を手にとる人がどう思うかも 考慮しながら制作します。 面接では、 『クライアントさんの要望を叶え、 制作段階で実際に手にする人の気持ちも考え、 良い商品を作りたいです。』 という程度の言い方の方が印象が良いと思います。 頑張ってくださいね。

その他の回答 (3)

回答No.4

こんにちは。 グラフィックデザイナーです。 そろそろ実務16年になるかな。 どういう文脈での言葉かがわかりませんので、100点の回答にはならないと思いますが。 なんというか、いろいろあきらめちゃった人の言葉なのかな、と思います。 あるいは、夢見がちで理想ばかり追ってしまう若者に対して「オトナの冷静な目」を見せたかったのかなとも思います。 「受け手次第」とはその通りです。 でも、分析が足りません、と思います。 楽しんでくれたらいいな、とか。 ワクワクしてほしいな、とか。 ニコニコしてほしいな、とか。 そういう思いを持ち続けるのはステキなことですし、そう思って仕事をしている一人です。 だけど、そう思って仕事を続けるには、多くの障壁があることも実感しています。 やり続けていけばわかります。 理想は、ないよりも、あったほうがいいと思いますよ。

  • mimi3030
  • ベストアンサー率8% (15/180)
回答No.3

「おしでがましいから辞めた方が良い~」 と相手が言って、貴方が 「分かりました、そうします」 となり、その結果に対し相手が責任を負ってくれますか? 人の話を聞くのは大事だけど、自分の志を通すのも大事です。 >自分が作った商品で多くの人が楽しんでくれたらいいなとか思いませんか? 基本的な姿勢はユーザーの視点に立つこと、趣味道楽ならそれで良いけど、商売になると利益を出さないといけないし、ユーザーの満足の前にクライアントを満足させる必要もある。 ユーザーの満足ばかりに目が向くと独りよがりになりがちだから、 要はバランスが大事。どちらの要素も必要。 それに、まだ働く前なんだから、今すぐに答えを出す必要なんて無い。 いろんな意見の人が居ると思えば良し。 働いて経験を積めば自分の考えがまとまってくる。

  • cspl
  • ベストアンサー率83% (55/66)
回答No.2

どんな分野のデザイナーかにもよりますが、クライアントから依頼を受ける仕事であっても、エンドユーザーのことをまったく考えないでデザインをする、ということはあり得ませんし、それでいいものを作れるわけがありません。 制作する過程においてユーザーが実際に手を取った時の反応を考えることは決して奢った考えでもなければ、誤った認識であるとは思いません。ごく自然なことです。 ですが、面接という場において、実務経験のない学生がそれ自体が目的でデザインという仕事を選択する、というニュアンスにとられてしまうと、それは業種や社風によっては違和感を感じるところもあるのではないかと思います。 面接官の真意はわかりませんが、実際の仕事においては、様々な大人の都合でエンドユーザーを犠牲にせざるをえない局面が多々発生するため、経験もない学生がそういった理想を掲げていることに警鐘を鳴らした、という意味合いもあったのかもしれません。 私はインターフェースのデザインが主ですが、仕事をするモチベーションとしては最終的には商品を使う人間のために作ります。使う人間に利益を感じてもらうことが、結果的にはクライアントや自分の会社の利益にも繋がるはずだからです。もちろん、ある程度実績を積んで認められた上で口にしなければ、確かに「それは理想だよね」と返されて終わってしまうかもしれませんが、そういった考えを持ち続けていられることはいいデザイナーになる上では必要な条件だと個人的には思います。 相手の意図を理解した上で、あまり深く悩まずがんばってください。

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