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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:センター試験の過去問(熱力学)について)

物理のセンター試験過去問:熱力学についての質問

このQ&Aのポイント
  • センター試験の物理の過去問についての質問です。急須に入った熱いお茶を二つの湯のみを用いて冷ます方法Aと方法Bについての熱量と温度の関係が分かりません。
  • 方法Aでは、一つ目の湯のみが受け取った熱量 Qa と方法Bでは空になった湯のみが受け取った熱量 Qb の関係は(ア)であり、方法Aで冷ましたお茶の温度 Ta と方法Bで冷ましたお茶の温度 Tb の関係は(イ)となります。
  • アは、Qa>Qb となることが分かっていますが、イが Ta<Tb となる理由が分かりません。方法Aの方が熱の流出量が多いという説明がありますが、熱の総流出量の比較ができないため、どちらの考え方が正しいか分かりません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • yokkun831
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回答No.2

正確には,「内部エネルギー」というのですが,物体の構成粒子(原子・分子)がもっている熱運動のエネルギーを考えるとわかりやすいと思います。内部エネルギーが大きい物体は,原子・分子が元気よく,それだけ温度が高いということです。 まず,方法AとBとではじめの状態は同じですから,お茶とふたつの湯飲みの内部エネルギーの合計は同じです。 Qa > Qb すなわち,方法Aの方が方法Bよりもひとつめの湯飲みに与えられるエネルギーが大きいことになります。すると,ふたつめの湯飲み+冷めたお茶が最終的に持つ内部エネルギーは,はじめにもっていた全体の内部エネルギーの合計からひとつめの湯のみの分を引いたものですから,方法Bの方が大きいことになります。すなわち方法Bの方が最終温度が高くなるというわけです。 ちなみに,「熱」というのは「仕事」と同様,エネルギーの移動の形態をさす概念なので,物体が温度に比例する熱を持っていると考えてはいけません。そのために内部エネルギーという概念があるのです。用語として知らなくても,考え方として頭に入れておくとよいと思います。出入りするエネルギー(熱)だけだと考えにくいので,物体がもっているエネルギーの絶対量(内部エネルギー)をまるごと考えようというわけですね。

その他の回答 (1)

  • Willyt
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回答No.1

Aの場合は茶碗が貰う熱量が多く、それを残したまま水はもう一つの器へ移るとき、持って出る熱量は少ないので、水の温度はよく下がります。ところがBの場合移し替える元の器には半分の水からの熱量しか貰わないので水が移って行くときは器に残る熱量はすくなくなり、従ってより熱いお茶が移って行きます。だから元の器に残した熱量が少ない文だけBの方が温度が高くなりますね。